モハメド・サラーのことを書いてみたいと思います。
一時期、得意の左足であっても決定機を決めきれないことがあったのは事実だと思います。
むしろ、右足のシュートの方がゴールに結びついていたこともありました。
しかし、ここ数試合におけるモーのパフォーマンスは素晴らしいですね。
現在、リバプールは2位のマンチェスター・シティに22ポイントという大差をつけて首位をひた走っており、後半戦においてモーのコンディションが向上して来たことは、実にポジティブな要素ではないでしょうか。
カウンターから独走し、確実にゴールを決めるシーンも見られるようになっているし、相手を背負ってのボディバランスの良さは傑出していますね。
相手ディフェンダーに躯を寄せられても微動だにせず、そのままシュートまで持ち込んでしまうシーンも多く見られるようになっています。
フロントスリーを構成するロベルト・フィルミーノも、軽やかな身のこなしを見せており、これからへ向けてリバプールにとっては、大きなプラス要素かと思います。
さらに、今シーズンを振り返ると、常に好パフォーマンスを発揮して来たのがサディオ・マネ。
そのサディオも、ウィンターブレイク明けには戻って来られそうな状況です。
この時期に、フロントスリーが揃って好調であれば、プレミアリーグの制覇へ向けて邁進できるだろうし、チャンピオンズリーグの決勝トーナメントを戦って行く上においても心強いですね。
モー、ボビー、サディオ。
この3人は、やはり世界でもトップクラスの攻撃陣だ!と、改めて実感している私がいます。
モーのコンディションが向上しているのは、繰り返しますが、事実ではないでしょうか。
あえて、今後への課題を書けば、リバプールが誇るフロントスリーが凄すぎるだけに、来年の1月に待っているアフリカネーションズカップで、モーとサディオが約1ヶ月抜ける可能性が高いわけで、それにどう対処するか?ということかと思います。
今年の夏、リバプールは補強面でどんな動きを見せるのか。
私としては、おそらくアタッカーを獲りに行くと思っています。
あとは、南野拓実がフィットして行くこと、あるいは若手の台頭という期待もあります。
いずれにしても、モーが決定力を取り戻し、フィジカルでも強いところを発揮し始めていること。
ボビーの動きが非常に良いこと。
さらに、サディオがもうすぐ帰って来ること。
リバプールにとっては追い風ですね。
悲願のプレミアリーグ初優勝が現実味を帯びて来たリバプール。
イングランドのトップリーグ制覇という意味では、30年ぶりということになります。
リバプールでプレミアリーグのタイトルを獲るということは、即ちクラブのレジェンドになることが出来る。
また、ここからスパートしたいですね。
そのためにも、モーをはじめ、フロントスリーが揃うことは非常に重要です。
これからも、期待をして見て行きたいと思います。