昨年の夏、2年間のローン契約で、アトレティコからリバプールへやって来たハビエル・マンキージョですが、新シーズンはマルセイユで過ごすことが、ほぼ確実になった模様です。
かねてから、リバプールはマンキージョのローンを1年で打ち切りたいという意向だったとは報じられていましたが、結果的にアトレティコが引き取り、更にマルセイユへローンで出すという決断に至ったようです。
マンキージョの件について、リバプール側から何ら公式の見解は出ていませんが、マルセイユが既に公式で、獲得基本合意を報じています。
マンキージョに対する、私個人の意見は、それほど悪いものではありません。
むしろ、プレミアに慣れてくれば、いい戦力になるのではないか・・・と、思っていました。
しかし、いかんせん、あまりにも出場機会が少なかった。
昨シーズンは、途中から3バックを採用したことも影響しているとは思いますが、それでもマンキージョを起用していいのではないか?というシーンも結構ありました。
何かが、ブレンダン・ロジャーズの中で、物足りなかったのでしょう。
昨シーズンが終わったとき、マンキージョ自身は、「来シーズンこそアンフィールドで活躍したい!」と、挽回を期していただけに、ちょっと寂しい気もするし、マンキージョにとっては、辛い一年になってしまったようにも思います。
ただ、プレイヤーにとっては、起用され重用されることが、一番の幸せ。
新天地での活躍、飛躍を期待したいと思います。
ひとつ望みたいことといえば、リバプールとしても、たとえローンであったとしても、クラブのために働いたプレイヤーを出すにあたっては、それなりのリスペクトをしてほしいな・・・と。
マンキージョが、ひとつの例であるならば、心配の種としては、ここ数年のリバプールは、個々のプレイヤーに対して、かなり見切りが早いこと・・・。
補強しては、すぐに放出。
こういったサイクルが当たり前のように感じてしまうことが心配です。
ぜひ、一人ひとりのプレイヤーを大切に、その上で、より強いチーム作りを実現していってほしい!
そんな姿を期待しています。
まだ、ちょっと早いかもしれませんが、マンキージョの未来。
その幸せを心から祈りたいと思います。