昨シーズンは、左サイドバックとして、ジェイムズ・ミルナーの控えに甘んじたアルベルト・モレノでしたが、腐ることなくトレーニングを積んで来た結果でしょう、今シーズンはレギュラーの座を取り返していますね。
先日のこと、アルベルト・モレノは、「リバプールに残ることしか考えていなかった」という趣旨の発言もしています。
そのアルベルト・モレノが、親友フィリペ・コウチーニョへの思いを語っています。
アルベルト・モレノは、かなり率直に語っており、端的にいえば、「バルセロナへは行くな!」という思いを明かしています。
これからも長く、リバプールに残ってほしいと。
アルベルト・モレノの言葉については、エコーにて紹介されておりますので、この場では、その一部を私なりにまとめてみたいと思います。
(Alberto Moreno)
もし、ぼくが決められるものならば、フィリペは行かないよ。
でも、ぼくは干渉できないし、決めるのは、リバプール、バルセロナ、そして彼自身だからね。
彼は、リバプールにとって、大きな存在だ。
すべてのファンが、リバプールを知っているすべての人々が、そのことを理解しているだろう。
彼等は知っているんだ。
フィリペが行ってしまったら、大きな穴があくことをね。
ぼくは言ったよ。
「ブラザー!(兄弟よ)、行くな!」とね。
だけど、最終的には、プレイヤーというものは、自分自身で決めなければならないんだ。
彼は、ぼくの友達だ。
常に、そうあり続ける。
ぼくには、何が起こるかは、分からないけれども。
ぼくの人生において、彼のことを愛しているんだ。
素晴らしい彼のフットボールを観ているだけで楽しめるよ。
それって、特権だよね!
彼と、ドレッシングルームを共に出来ることは名誉さ。
彼がトレーニングをする様子を毎日見ているけれど、彼は、ぼくが未だかつて見たこともないようなことをやってのけるんだ。
アルベルト・モレノは、本当にコウチーニョのことが大好きなのですね。
行くな!
とは言っても、最終的に決めるのはクラブであり彼自身。
そのことも、アルベルト・モレノは理屈として理解しているようです。
コウチーニョが、どんな決断をするかですが、少なくとも、リバプールにあって、チームメイトに恵まれた。
それは、明かな事実だと、私は思っています。
フットボーラーの幸せとは。
そんなことを考えさせられるアルベルト・モレノの思い、その発露でした。