今年の夏、いよいよ移籍市場がオープンですね。
果たして、リバプールは補強に動くのか?
もし、誰かを獲る場合、それはどこのポジションで誰を連れて来るのか?
関心は尽きませんが、資金繰りが厳しいとも言われる中、センターバックに関しては、多くの補強候補の名前があがっています。
その中でビッグネームの1人といえば、ナポリのカリドゥ・クリバリ(セネガル)ですが、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が、彼に対するコメントを発したそうです。
Sky Italiaが報じています。
その言葉からは、カリドゥ・クリバリを手放すことは辛いという思いを述べつつ、放出の可能性も否定していないトーンが感じられます。
しかし、仮に放出をするにしても、高額な移籍金を設定しており、それを譲る考えは毛頭ないと受けとめることができます。
カリドゥは、素晴らしい人物であり、彼を失うことは勿論悲しいことだよ。
私達が別々の道を行くことになったとしても、常に共にあるんだ。
上記の発言からすると、カリドゥ・クリバリを手放す考えがあるように捉えることができますが、この言葉のあとに、移籍金の額について言及をしています。
それによれば、€90m (£81m) を下回るオファーは受けないという意思が見えてきます。
カリドゥ・クリバリは、素晴らしいプレイヤーだし、移籍金が高額になることは容易に想像できますが、この時期に、これだけの金額を出せるクラブは、そうはないことでしょう。
しかし、考えようになっては、会長の発言そのものが駆け引きだと見ることもできます。
ナポリの財務事情が厳しければ、ある程度譲歩してくる可能性も否定はできない。
あとは、当のカリドゥ・クリバリ自身が、どうすることを望んでいるか?ですね。
私が知る限り、彼はナポリへの愛着を語って来ており、ある意味慎重に言葉を選らんでいる感もあります。
もし、ナポリが移籍金の設定額を下げて来たとき、リバプールは動くことができるのか?
それとも、比較的手の届く金額で獲得できる若手CBに触手を伸ばすのか?
しばし、注目をしてみたいと思います。