エバートン戦でのラフプレイに遭遇し、長期離脱を強いられたファン・ダイク。
それに続き、ジョー・ゴメス、ジョエル・マティプと、次々にセンターバックを失って行ったのがリバプールですが、そんな状況にあって、ナット・フィリップスが奮闘し、ローンでやって来たオザン・カバクとコンビを組み、少しずつ馴染みもし、形になって来た感があります。
思えば、ファン・ダイクと比べてしまうことは、どんなセンターバックにとっても可哀相なことですが、それでも自分が持てるものすべてを出し切っている姿には、胸を打たれます。
そのナット・フィリップスについて、あのジェイミー・キャラガーが語っています。
ジェイミー・キャラガーといえば、直言タイプで、特にセンターバックを見る眼は厳しいわけですが、ナット・フィリップスのことを讃えるコメントをしています。
これは、ウルブス対リバプール戦の後、ジェイミー・キャラガーがSkyで話したことで、そのことをエコーも取り上げています。
そこでジェイミー・キャラガーは、ナット・フィリップスを空中戦での真のモンスターだ!と呼んだそうです。
彼は、試合で大きな役割を果たしており、空中戦でのモンスターだね。
あのポジションにおいて、彼は真のモンスターだよ。
あのポジションにおいて、彼は真のモンスターだよ。
また、ジェイミー・キャラガーは、そのコメントの中で、リバプールは、ナット・フィリップスがメンバーに入っていないとき、セットプレイなど空中戦に欠けているものがあるが、彼が入ることで、そこを補うことが出来る。
そういった趣旨の発言もしていました。
ご意見番とも言われる厳しいジェイミー・キャラガーも、ナット・フィリップスの奮闘ぶりには感銘を受けたようです。
オザン・カバクは、考えてみれば、まだリバプールへ来たばかりであり、プレミアリーグ初挑戦の20歳という若者です。
ナット・フィリップスとのコンビネーションが、熟成するまでには、当然時間がかかると思います。
それでも、彼等2人が組んだときには、リバプールはクリーンシートを達成もしている。
ファン・ダイクが留守なのは痛い。
しかし、そのことによって、若い芽が育って来たのは事実です。
また、ジェイミー・キャラガーをうならせるような大活躍をしてほしいですね。
がんばれ!