この夏において、去就が注目されている一人にライアン・ケントの存在があります。
昨シーズンは、レンジャーズで大活躍をしたライアン・ケントですが、これまでに出て来た報道によれば、リバプールはローンではなく、完全移籍のみを考えているとされています。
レンジャーズを率いるスティーブン・ジェラード監督は、ライアン・ケントの獲得を熱望していると伝えられていますが、リバプールが設定した移籍金が、レンジャーズには重荷のようですね。
今回、エコーが報じるところによれば、リバプールはライアン・ケント放出にあたり、£10mの値を付けたとのこと。
レンジャーズ以外で、ライアン・ケントに関心を示しているのはリーズだとされていますが、リーズのオファーは、レッズの要求を満たしていないと同誌は報じています。
エコーとしては、もしライアン・ケントに適切なオファーがなければ、リバプールはライアン・ケントをキープするだろうと見ているようです。
プレシーズンの終盤は、病気ということでキャンプに帯同せず、プレシーズンマッチ出場も見送ったライアン・ケント。
プレミアリーグのクラブであれば、£10mの資金を出すのは、そう難しくないのでしょうが、そうでないクラブにとっては、決して安い金額とは受けとめられないのかもしれません。
もし、ライアン・ケントがリバプールに残った場合、どのようなプランの元、起用されていくのか。
モチベーションは保てるのか。
いろいろ考える必要はありそうですが、イングランドではデッドラインデーが迫っており、方向性は一両日中には出て来ることでしょう。
ライアン・ケント、あるいはハリー・ウィルソンなど、リバプールには有能であっても、ファーストチームで出場できない若手プレイヤー達がおり、今後のチームづくりを鑑みつつ、クラブの方針を見ていくことになりそうです。