このところ、リバプールのゴールキーパーについては、シモン・ミニョレがファーストチョイスという形になっておりますね。
ロリス・カリウスに関しては、国内カップ戦で起用されるというスタイルをリバプールは続けて来ました。
しかし、リバプールのカップ戦は、既にすべて終了したという現状があります。
イギリス、現地メディアの記事を読んでいる中で、今週末のトッテナム戦では、リバプールはロリス・カリウスを先発に戻すという説も囁かれているようです。
私自身は、ハル・シティ戦での失点が、一人シモン・ミニョレの責任だと言うつもりはないのですが、一部では批判が起きているのも事実のようです。
今後数年におけるリバプールのゴールキーパーについて、思いを馳せたとき、あくまで私の私見とすれば、ユルゲン・クロップは、どこかの時点でロリス・カリウスを実戦へと戻すプランを持っていたのではないか?という気がしています。
シモン・ミニョレもがんばっていますが、今後どれだけ伸びていくか?ということを考えたとき、中期、長期スパンで見たとき、このままロリス・カリウスを控えに置いておくことはないのではないか?
それが、私なりに思っていたことでした。
ロリス・カリウスの場合は、たしかに十分にその実力を発揮できていたとは言えないかと思うし、不安定な部分もありました。
ただ、私としては、ユルゲン・クロップが、ロリス・カリウスをプレミアリーグのメンバーから外したのは、非常に辛辣な批判が多方面から噴出していたことも一因だろうと想像しています。
いわゆるメンタル面にも考慮した上での判断かと。
まだ若いロリス・カリウス。
コメンテーターから、かなり厳しい批判に晒された中で、潰したくないという思考もユルゲン・クロップの中にあったのではないか?
私としては、そうも考えています。
ただ、ロリス・カリウスが、プレミアリーグのスタメンから外れて、それなりの時間も経過し、今後のことを考えた場合、そろそろピッチに戻すことも、十分にあり得るようにも思います。
ロリス・カリウスに必要なのは、まず第一に実戦での自信を取り戻すことだろうと、私は思ってきました。
そろそろ、そのタイミングかもしれませんね。
トッテナム戦のスターティングメンバーが発表となるまでは、もちろん分からないことではありますが、あくまで私の個人的な予想では、ロリス・カリウスが戻るタイミングが近づいて来たようにも思います。
リバプールとすれば、ロリス・カリウスが自信を取り戻し、安定したパフォーマンスを発揮できるようになれば、少なくともゴールキーパーというポジションへの補強説は消えていくことでしょう。
シモン・ミニョレとロリス・カリウス。
ポジション争いの中で、お互いに高め合っていってほしいし、そうすることが、リバプールにとってあるべき姿にも思えます。
さて、週末のトッテナム戦。
ゴールマウスを守るのは、いずれになるのか?
注目してみたいと思います。