Alex Oxlade-Chamberlain
アレックス・オックスレイド=チェンバレンのことを書いてみたいと思います。
一昨シーズンのこと、チャンピオンズリーグ準決勝のローマ戦で、膝に大きな怪我を負ったことは、よく知られていること。
昨シーズンは、当初「シーズン・アウト」とも言われていたものでした。
そういった経験を経て、アレックス・オックスレイド=チェンバレンは、リバプールのチームへ帰って来た。
今シーズンは、怪我も回復し、プレイ可能になっていたわけですが、本来の調子を取り戻すには、ある程度の時間が必要だろうと、私は考えていました。
また、その時間を与えるべきだろうと。
実際、ユルゲン・クロップ監督は、そのとおりにしているし、決して急がせていない様子は、見ていれば分かります。
そのアレックス・オックスレイド=チェンバレンですが、１０月下旬くらいから、かなり調子を上げていますね。
ゲンクとの初戦では２ゴールをマークし、リーグカップでのアーセナル戦でも強烈なゴールを決めています。
さらに、ゲンクとのホームゲームでは、やはり素晴らしいゴールを記録したアレックス・オックスレイド=チェンバレン。
決定力が上がっていることは、数字が示しているとおりであり、またシュートの質が素晴らしい。
アンフィールドでのゲンク戦では、モハメド・サラーからボールを受け取るや、鋭い反転を見せて、強烈なシュートへと持ち込んでいます。
こういった一連の動きが出来るようになり、シュートもボックスを捉えるようになってくると、いよいよアレックス・オックスレイド=チェンバレン完全復活！という期待が膨らみます。
今シーズンが開幕する前に、リバプールの鍵を握るのは、アレックス・オックスレイド=チェンバレンとナビ・ケイタの活躍だという趣旨のことを私は書かせていただきました。
今、アレックス・オックスレイド=チェンバレンは覚醒しようとしている。
今後、チャンピオンズリーグで勝ち上がって行くミッションがあり、プレミアリーグも佳境に入る中、アレックス・オックスレイド=チェンバレンの復活劇は、リバプールにとって、大きな後押しになることでしょう。
ナビ・ケイタも徐々に試合勘を得て来ているように見えるし、これからに期待ですね。
まずは、アレックス・オックスレイド=チェンバレンの活躍に拍手を送りたいし、これから益々の活躍を祈ります。
心強いタレントが、レギュラー争いに名乗りをあげました。