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ペペ・レイナの現役引退へ寄せて / ミスター・クリーンシート

Pepe Reina


このニュースが流れてから、少しばかりの時間が過ぎました。
リバプールファンからチームメイトから愛されたゴールキーパーであるペペ・レイナが現役引退を発表。
寂しくなりますが、42歳まで現役を続けて来たということは文句なしに素晴らしいと思います。

ペペ・レイナはスペイン代表でもありましたが、彼の時代ではワールドクラスのゴールキーパーが複数おり、出場機会は限定されたものでした。
それほど当時のスペインは、ゴールキーパーに恵まれていたということですね。

ペペ・レイナといえば、私なりに印象に残っているのは正確無比なパントキックです。
特に、前線を走るフェルナンド・トーレスめがけて蹴るボールはアートのようで。

また、リバプール時代のペペ・レイナはクリーンシートが非常に多く、ゴールデングローブ賞の常連。
何と2005年から2008年までの3シーズン連続で、最多クリーンシートを記録し、プレミアリーグ・ゴールデングローブ賞を連続して受賞していました。

また、忘れられないシーンといえばFAカップ決勝のウェストハム戦でしょうか。
劇的な熱戦となったファイナルでは、実にペペ・レイナがPKを3本ストップし、リバプールの戴冠に貢献しています。

記録も素晴らしいのですが、ペペ・レイナといえば本当に明るくてユーモアのある人だったことが思い出されます。
これは、私の記憶なのですが、もう一昔前のこと、スティーブン・ジェラードにこんな質問が出されていました。
「君の次にキャプテンになるのは誰かな?」
スティービーは、ペペ・レイナでいいんじゃないかなとこたえており。

ドレッシングルームでも人気者だったペペ・レイナ。
リバプールでは、ラファエル・ベニテス監督のもとで重用され、その後もロイ・ホジソン、ケニー・ダルグリッシュ、ブレンダン・ロジャーズの元で選手生活を送っていました。
ロジャーズが監督になった際、シモン・ミニョレを獲得し、ローンで出されたことに傷ついてもいたようでしたが、持ち前の明るさを失うことはありませんでした。
現役生活引退、心からお疲れ様でした!と言いたいし、益々の幸せを祈ります。

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