フィル・ニール。
私の中で、特別な位置を占めるレジェンドでもあります。
素晴らしいプレイヤー、まさに鉄人でした。
そのフィル・ニールが、リバプールの若手サイドバック陣を讃えるコメントをしています。
まず、フィル・ニールのことに少しだけ触れますと、リバプールの黄金時代をつくった立役者の一人であり、おそらくクラブ史上最高のフルバックだと言っていいと思います。
サイドバックと書いたほうがいいのか?とも思いますが、イングランドでは、フルバックという言い方をしますね。
そのへんは日本流で・・・。
フィル・ニールは、リバプール在籍中に、驚くほど数多くの栄冠を勝ち取っています。
たとえば・・・
リーグ制覇 8回
ヨーロピアンカップ制覇 4回(現チャンピオンズリーグ)
FAカップ制覇 4回
リーグカップ制覇 4回
UEFAカップ制覇 1回
UEFAスーパーカップ制覇 1回
など。
さらに、PKのスペシャリストとして、ディフェンダーでありながら、公式戦59ゴールを記録しています。
ちなみに、リバプールに在籍をしていた期間は、1974-1985。
そのフィル・ニールですが、エコーに寄せて、現在リバプールで活躍する若手サイドバック達を非常に高く評価していると語ったそうです。
評価というより、私には愛に感じました。
「私は、トレントとロバートソンのいずれをも気に入っているよ」
「彼等のパフォーマンスは、すごくいいね。トレントは、常に学ぼうとしている若者だし、ロバートソンは、私に感銘を与えたよ」
「ゴメスもまた、素晴らしいシーズンを過ごしているね。彼は複数のポジションをこなすこともできる」
「数週間前、私はスポンサーのラウンジで、ゴメスにぶつけてみたんだ。私は彼に言ったよ。君ならば、私と同じくらいのことを成し遂げることが出来るとね」
「私は、他の2人にも同じことを言うだろう。ロバートソンとアレクサンダー=アーノルドにね」
「私は彼等に、アイ・ラブ・ユー!と言いたいよ。なぜなら、彼等の中にフィル・ニールを見ることができるからさ」
フィル・ニールと同じくらいのことを達成できる。
そうしてくれたら、どれだけ素晴らしいことか。
リバプールの無敵時代到来となりますね。
アルベルト・モレノの名前が入っていませんが、そこはフィル・ニールがイングランド人だということを思ってみればいいと思います。
英国系の若手をあげたということで。
それにしても、ロボも評価が高いですね。
クラブ史に残る偉大なレジェンドからの最高評価!
いただきました!という感じです。
リバプールの若手達。
率直に嬉しいのではないでしょうか。
レジェンドからのあたたかい言葉は、励みになりますね。