リバプールの誇り、そのひとつには黄金時代を持っていたことがあります。
あまりにも強かったリバプール。
その黄金時代を支えた主力がフィル・ニールでした。
私にとって最も思い入れのあるレジェンドの1人であり、まさにレジェンド中のレジェンドだと言ってよいと思います。
先に、リバプールの選手としてフィル・ニールがクラブにもたらしたタイトルの数々をまとめておきます。
イングランド・トップリーグ制覇 8回
ヨーロピアンカップ制覇 4回（現チャンピオンズリーグ）
FAカップ制覇 4回
リーグカップ制覇 4回
UEFAカップ制覇 1回
UEFAスーパーカップ制覇 1回
数字を並べただけでも圧巻ですね！
フィル・ニールは、1951年2月20日生まれで、今日が誕生日にあたります。
74歳ですね。
ハッピー・バースデー！フィル！
フィル・ニールは、今もなおKOPに尊敬されており、クラブ史上最高のサイドバックとしてファン投票で選ばれることもしばしば。
攻守両面において傑出した人でした。
フィル・ニールは、当時においては異色な存在であり、現代フットボールのサイドバックへと繋がるルーツだったように私は考えています。
レジェンドがリバプールに在籍したのは、1974－1985の期間で、その間、公式戦650試合に出場をし、59ゴールを決めています。
ディフェンダーにして59ゴールですからずば抜けていますね。
フィル・ニールの時代から長い月日が経ち、いまやフットボールのスタイルは大きく変貌を遂げました。
なので、一概に現在の選手と当時のレジェンドを比較することは出来ません。
しかし、私は思うのです。
フィル・ニールのスタイルは、間違いなく近代、現代フットボールに引き継がれていると。
誕生日にあたり、フィル・ニールの健康と幸せを心から祈ります。