2016-2017シーズンが幕を閉じました。
リバプールは、全日程を終了し、チーム内得点王も決まりました。
今シーズン、最もゴールを決めたのは、フィリペ・コウチーニョに!
コウチの場合は、言うまでもなく、シュート以外のプレイも素晴らしいわけですが、今シーズンは決定力も明らかに増してきた感があります。
冬の時期、負傷離脱をしていたことを考えれば、来シーズンは怪我さえなければ、もっとスコアを伸ばせるだろうと思います。
コウチがチームの得点王に輝いた事実は、ある意味今シーズンのリバプールを象徴しているような気もします。
あのSAS時代のような絶対的な点取り屋を重用するというスタイルから、どこからでも、誰でも点を取れるぞ!というのが、今シーズンのリバプールでしたね。
コウチは、プレミアリーグ最終戦ミドルズブラ戦でゴールを決めており、サディオ・マネを抜き単独首位となる14ゴールを記録したものです。
サディオ・マネも、アフリカ・ネーションズ・カップでの離脱や怪我がなければ、もっとゴールを伸ばしていたことでしょう。
特定の誰かではなく、いろいろなプレイヤーがゴールに関与したことが、今シーズンの特徴だと書きましたが、シーズン10ゴール以上をマークしたプレイヤーが4人います。
フィリペ・コウチーニョ:14ゴール
サディオ・マネ:13ゴール
ロベルト・フィルミーノ:12ゴール
ディヴォック・オリギ:11ゴール
彼等に8ゴールで、アダム・ララーナが続いています。
※このゴール数は、トップチームでの公式戦における記録です。
攻撃のバリエーションが多彩であるのは良いことだと思います。
一方、欲を言えば、来シーズンは、15ゴール以上のゴールを決めるプレイヤーが2人以上出てきたらいいですね。
できたら、20ゴールを超えるストライカーがいたら、より強烈になると思います。
おそらく、来シーズンは、サディオ・マネ、ジョルジニオ・ワイナルドゥムも2シーズン目となり、ゴール数を伸ばしてくることでしょう。
攻撃面に関しては、非常にアグレッシブで、実に面白いフットボールを見せてくれたチーム。
それが、リバプールだったと思います。
コウチには、おめでとう!と、言いたいと思います。