この夏のリバプールは、大型補強をするだろうとの見方が強いようですが、少なくとも近年の状況と比較すれば、かなり積極的な動きを見せるものと、私も予想しています。
一番の要素は、何と言ってもチャンピオンズリーグへと出場をすること。
さらに、2016-2017シーズンは、ヨーロッパでの試合がなかったこともあり、かなりコンパクトにチームを構成した感もあったからです。
1月の移籍時期では、サディオ・マネが代表参加のため留守になることから、補強をするだろうと言われていたものの、結果的には動かなかったリバプール。
それもあり、夏に本腰を入れて来るだろうと読むことが妥当かと考える次第です。
リバプールの補強候補としては、実に様々な名前があがっていますが、今回は、そんな中でも、ほとんどのメディアが共通して報じているもの。
あるいは、頻繁に名前が共通して浮上しているプレイヤー3人について、今一度整理してみたいと思います。
まずは、リバプールのトップターゲットだろう!との呼び名が高い、サウサンプトンのビルヒル・ファン・ダイク(オランダ)。
プレミアリーグのトップチームが、どこも欲しがると言われているスケールの大きなプレイヤーですね。
リバプールとしては、クラブ史上最高額の移籍金を支払ってでも、獲得したい意向だとされています。
2人目に紹介したいのは、RBライプツィヒ所属のナビ・ケイタ(ギニア)です。
かなり以前から、ユルゲン・クロップ監督のお気に入りだと言われてきましたが、ここ数日になって、かなりその報道が盛り上がってきていることに気づきます。
守備から攻撃への切り替えなど、リバプールが目指すフットボールにフィットするという考えがあるのかもしれません。
中盤のダイナモの獲得なるか!ですね。
今回、もう一人触れておきたいのは、フラム所属のライアン・セセニョン(イングランド)です。
まだ、17歳になったばかりの若者ですが、そのプレイぶりは実に力強いものがあると感じます。
上下動を繰り返すスタミナも既に兼ね備えているように思えるし、ゴールへの意識も高いタイプではないでしょうか。
ジェイムズ・ミルナーは、チームのためであれば、歓んで来シーズンも左サイドバックでプレイをすると言ってくれています。
実際、そういうシーンもあることでしょう。
ただ、仮にライアン・セセニョンを獲得できれば、攻撃のピースとしても起用が出来そうな予感はします。
イングランドの将来を担う若者として期待大のライアン・セセニョン。
個人的には、ぜひレッズのユニフォームを着てほしいと思っている一人です。
これから、いろいろな動きが出て来ることでしょう。
リバプールが、どんなチームをつくりあげるのか。
楽しみに見守っていきたいと思います。