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プレミアリーグ、FAがルートンのサポーターを強く非難 厳格な処分へ


プレミアリーグ第11節として開催されたのが、ルートン・タウン対リバプール戦で、会場はルートンのホーム、ケニルワース・ロードでしたが、ここでサポーターが行った行為が強く非難されているそうです。
既に、FA、プレミアリーグが声明を出しており、断固たる措置を取るとのこと。
この話を知ったとき、私は怒りよりも悲しさを感じました。
なぜに、そんなことをするのかと。

この件は、リバプールの地元誌エコーは勿論、多くのメディアが報じていますが、問題視されているのは、ルートンのサポーターがスタジアムで歌ったチャントに関してです。
そのチャントは、ヒルズボロの悲劇を冒涜し嘲笑するものだったといいます。

ヒルゾボロの悲劇は、1989年4月15日に起こったもので、FAカップ準決勝のリバプール対ノッティンガム・フォレスト戦での出来事でした。
多くの犠牲者を出した悲劇、リバプールの関係者はご遺族と長年寄り添い、クラブにとって重要な位置づけにあります。
また、これはリバプールに留まらず、ライバルチームの選手であっても、アンフィールドへ来るときには花をたむけることがよくあります。

この事態を重くみたプレミアリーグ、FAは、断固とした措置を取るとし、今後調査を進めた上で出入り禁止や警察への送致を行う意向だとのこと。
私もこの件に関する記事をいくつか読んでみたのですが、Sky Sportsで解説をしていたのがジェイミー・キャラガーで、コメンタリー・ブースにもそのチャントは聞こえていたとのこと。
勿論、キャラが心穏やかであるわけもありません。

五感というものがありますが、私はあの日のケニルワース・ロードの空気に接し、何か表現し難い息苦しさを感じていました。
そんなことをするより、良いフットボールをしろ!
とは、私の言葉ではなくキャラです。

また、今回のあまりにも残念な出来事については、ユルゲン・クロップ監督もコメントを求められており、「それを言ったすべての人間が恥じだ」と言ったそうです。
ううん、1-1のドローに終わり、私は「ルートンがよく戦った」と思っていたのですが、こういう話があったとすれば、もう1ポイントの価値は地に落ちますね。
私もルートンのサポーターが行った行動を強く非難したいと思います。

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