2019-2020シーズンは、独走状態と言ってもいい快進撃を見せたリバプール。
しかし、優勝へ至るまでには、予想だにしなかった試練もありました。
新型コロナウィルスのパンデミックにより、リーグ戦が再開できるか?が、なかなか見えてこなかった。
結果的には、無観客での試合が再開となり、リバプールは見事に優勝を果たしています。
昨シーズンが、そういった状況となったため、2020-2021シーズンにも少なからず影響を及ぼしているのは確か。
まず、オフが短く、プレシーズンマッチもごく限られた試合しか出来ませんでした。
一方で、ユーロが延期になったという要素があったことも事実としてあります。
ビッグマネーを惜しみなく投じて、大型補強に走るクラブもあれば、現時点で大きな動きを見せていないチームもあります。
リバプールはといえば後者ですね。
ただ、まだ移籍市場の窓は開いているし、必要最小限であってもてこ入れはしておきたいポジションはあります。
この時点で、あまりに寂しくなることは書きたくないので、リバプールにとってポジティブなことを書けば、大方の主力は残留をするであろうことですね。
ユルゲン・クロップ監督が来る前であれば、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネ、モハメド・サラーを代表格に、ビッグマネーで持って行かれるリスクにファンは脅えていた。
いまやリバプールは、「ここにいたい!ここでプレイがしたい!」と思わせるチームとなった。
さて、プレミアの開幕まであと3日ですね。
実に楽しみであります。
開幕戦というものは、何か形容し難い緊張感があるのも確か。
初戦の相手が、昇格組というのも、むしろ油断が出来ません。
リバプールはチャンピオン。
しかし、ディフェンディング・チャンピオンではなく、攻めるチャンピオンでありチャレンジするチームであってほしい。
貪欲に勝ち点を取り続け、今シーズンこそは、ファンの前で高々とトロフィーを掲げたいですね!