先ほど、プレミアリーグ第29節のアストン・ヴィラ対リバプール戦が終了しました。
試合は2-2のドローに終わっています。
先制したのはリバプールでしたが、アストン・ヴィラに2点を奪われビハインド、そこからレッズが追いつくという展開に。
まず、書いておきたいのはアストン・ヴィラは良いチームになって来たなということです。
力量は上げて来ていましたが、今後はマークして行く必要がありそうですね。
先に得点経過をまとめると次のとおりです。
■29分:モハメド・サラー
▲38分:失点
▲45+3分:失点
■61分:トレント・アレクサンダー=アーノルド
先制点となったサラーのゴールは、アストン・ヴィラが最終ラインでの繋ぎでミスをし、そこを狙ったディオゴ・ジョタがボールを奪取。
仕掛けながら右から上がって来たサラーにパスを出し、サラーが左足でズドン!と決めています。
ジョタは、あのシーンでよくサラーへのパスを選択したと思います。
ビハインドからの同点ゴールとなったトレント・アレクサンダー=アーノルドの得点ですが、起点になるプレイもトレント自身がしていました。
ハーフウェイでボールを持ったトレントは、右前方のサラーへパス、サラーは上がって来たトレントにボールを戻し、右足のミドルでゲットという流れでした。
今日の試合では、やはり疲れが顕著に出ている選手もいたと思います。
ライアン・フラーフェンベルフは、いつもと比較して元気がないかな?という感があり、彼が持っているダイナミックなプレイを見せることは出来ていなかったと思います。
しかし、フラーフェンベルフの場合には出場試合数が多く、プレイ時間も非常に長いので、仮に疲労が出ていたとしても致し方ないと私は見ていました。
早めに下げてあげて次に備え、今日は遠藤航の投入でも良いのではないか?と思いながらでしたが、フラーフェンベルフは次の試合でも必要だし、リカバリーできるといいですね。
ドローに終わった試合ですが、私の目にはドミニク・ソボスライの貢献度が極めて高いように映りました。
これだけのハードスケジュールで、惜しみない運動量を見せたドムは、攻守にわたり今日のリバプールにあって効いていたと思います。
惜しむらくは、セカンドハーフの決定機を創り、フィニッシュのシーンでダルウィン・ヌニェスにパスを出したところかと。
よりパーフェクトを求めた素晴らしいプレイだったと思いますが、結果論になりますが、ドムが自分でシュートを打ってよかったか!という感はあります。
無論、ドムとすれば最善の選択をしたわけで、本当に結果論でしかありません。
リバプールにとって不安要素が生まれたのは、途中からピッチに入ったコナー・ブレッドリーが怪我を負ったことです。
ブラッドリーは、試合続行が難しく、89分の段階でジャレル・クアンサーと交代。
交代する前に、相手に体を寄せるディフェンスをしており、接触ではなくディフェンスをしながら足に違和感を覚えたように見えました。
おそらく、状況からして打撲系ではなく筋肉系の可能性が高そうですから、しっかりと検査を受けてほしいと思います。
軽傷であることを祈ります。
ドローは痛いですが、大差でリーグを制覇することは簡単ではありません。
粘り強く、1ポイントでも多くの勝ち点を狙って行く姿勢を貫きたいですね。
なお、この試合でリバプールは、4人の交代枠を使っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■66分:トレント・アレクサンダー=アーノルド→コナー・ブラッドリー
■66分:ディオゴ・ジョタ→ダルウィン・ヌニェス
■80分:アレクシス・マクアリスター→ルイス・ディアス
■89分:コナー・ブラッドリー→ジャレル・クアンサー