今シーズンのリバプール。
プレミアリーグ開幕戦のワトフォード戦はドローで終えたものの、チャンピオンズリーグのプレーオフは2戦2勝でしっかりとグループステージ進出を決め、プレミアリーグも2連勝。
上々のスタートを切ったと言っていいと思います。
私としては、この幸先よい序盤における功労者の一人は、エムレ・チャンではないか!と、おもっています。
リバプールの看板ともなった前線の3人。
サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ、モハメド・サラー。
このトリオをより活かすためには、その背後から連携をする動きが必要だと思うのですが、エムレとジニは、本当によくやってくれていると実感します。
昨シーズンを思い起こすと、エムレには、好不調の波があったとおもいます。
批判を受けた時期もありました。
しかし、今シーズン与えられた役割は、壺にはまっているようですね。
攻守にアグレッシブさを感じます。
さて、そのエムレ・チャンですが、いまだにリバプールとの契約延長に合意しておりません。
残り契約期間は、あと1年を割ってしまいました。
どこに理由があるのか?
エムレ・チャンは、「お金の問題ではない」と、言います。
仮に、お金の問題だとしても、本人は、そうは言わないだろうし、むしろそれが原因ならば、クラブは対処することができます。
私なりに愚考すると、来シーズンを見据えた上での、自分の居場所がリバプールにあるか?を思案しているのではないか?と・・・。
リバプールの現実を見ると、年内にはアダム・ララーナが帰ってくることでしょう。
さらに、アレックス・オックスレイド=チェンバレンの獲得が正式に決まりました。
また、一番大きいのは、来シーズンからは、あのナビ・ケイタがやってくる!ということですね。
一部報道では、ユベントスは、来年の夏にフリーで獲得する自信を持っているとのこと。
さらにユベントスは、来る1月であっても、相当格安で獲得出来ると考えていると報じられており、ちょっと驚くような安価が記事として踊っていました。
もう、残り半年後にはフリーになるのだから、これくらい出しておけばいいだろう・・・。
そんな思惑でしょうか。
私としては、リバプールが、エムレ・チャンとの交渉を粘り強く続けてくれることを望んでいます。
クラブとして、最大限の努力をする。
それでも、エムレのこたえが、ノーならば、それはもう仕方のないこと。
今後の推移をよくよく注視していきたいと思っております。