日曜日に行われたマンチェスター・ユナイテッド対リバプール戦は、結果的にドローに終わりましたが、リバプールはアウェイで先制ゴールを決めており、ファーストハーフに関してはユナイテッドのシュートをゼロに抑えていたものでした。
流れが変わってしまったのは、同点ゴールを許したところからで、実はこれがユナイテッドにとっての初シュートでもありました。
ファーストハーフの勢いを維持し、さらに攻勢に出れば、おそらくリバプールが勝利していたでしょう。
しかし、そう簡単ではないのがフットボールですね。
ユナイテッドに与えた最初のシュート、それがゴールに入ってしまったわけですが、これはジャレル・クアンザーのパスミスを奪われたものでした。
クアンザーとすれば痛恨のミスであり、責任を感じていると思いますが、誰にでもミスはあるし、クアンザーがリバプールにもたらして来たものは、ずっと大きなものがあります。
この試合が終了した際、キャプテンのファン・ダイクがBBCにコメントを寄せており、その中でクアンザーについての問いにも答えています。
Virgil van Dijk
負けたような気分だよ。
また、我々のせいだ。
チャンスは沢山あったし、試合を終わらせるべきだったね。
残念なことに、同点ゴールを与えた際に起こったミスで、修正する時間は沢山あったのに焦ってしまった。
それでも、2-1のビハインドになった後、我々は多くのものを生み出した。
少なくとも2-0では勝てるはずだったが、フットボールではそれをやっておかないと彼等(ユナイテッド)が盛り返す雰囲気を与えてしまい、まさにそれが起こってしまったよ。
(クアンザーは、ミスの影響を受けるかとの問いに)
彼は、そうあるべきではない。
フットボールではミスが起こるもので、キャリアを積んでいる選手であれば誰もがミスを犯しているものだよ。
そこからしか学ぶことは出来ないんだ。
誰もミスをしようと思ってピッチに立っているわけではありません。
また、ファン・ダイクが言うようにキャリアを重ねて行けば、誰しも何度かのミスはしていることでしょう。
ただ、クアンザーの場合には、世界的に注目されているビッグマッチで致命的なミスをしてしまったこともあり、これで平静を保てという方が難しい話です。
しかし、今回のことを経験し、クアンザーがより成熟し逞しくなってくれるならば、ちょっと授業料を払ったと思えばよいと私は考えています。
クアンザーに助けられたシーン、試合も多々あったわけで、今回のことを良き教訓として、より素晴らしいセンターバックになってほしいですね。