昨日、晴れてリバプールの一員となったグナル・クラヴァンですが、リバプールとしては、センターバックの補強が急務と言われていたこともあり、ファンの間でも歓迎する声が多いのではないでしょうか。
しかしながら、ユルゲン・クロップとしては、何もラグナル・クラヴァンの獲得は、急きょ決めたものではなく、昨シーズン末から欲しいプレイヤーの一人としてピックアップしていたそうです。
皆さん、ご存知のとおり昨シーズンのリバプールは、ヨーロッパリーグでアウクスブルクと対戦しており、ラグナル・クラヴァンはホーム&アウェイともに出場しています。
また、ユルゲン・クロップは、ドルトムントの監督時代にも彼のプレイを見ており、昨シーズン末から、センターバックを補強するならば、ラグナル・クラヴァンが、その候補の一人だと考えていたそうです。
(JK)
昨シーズンの終わりあたりから、もし私たちのチームのあのポジションに誰かを連れてくるならば、彼が候補の一人だと思っていたよ。
私たちのチームに、センターバックのオプションを加えることが出来て、私はとても嬉しく思っているんだ。
私は、ここ3シーズンほど、ドイツにおいて彼が見せるパフォーマンスに注目してきたんだ。
そんな中、昨シーズンは、彼がいるチーム(アウクスブルク)と対戦するチャンスを得たというわけさ。
彼が、私がいるドルトムントと最後に対戦したときには、彼等は10人になっていたんだ。
そんな状況で、彼はチームの大きな助けとなり、クリーンシートでの勝利をもっていった。
彼は、私たちのチームのディフェンスに、良き知性とクオリティーを運び込んでくれることだろう。
それに彼は、左足を上手く使えるから、私たちのチームにより良いバランスを与えてくれるよ。
私は、彼が単に良いプレイヤーであるだけではないことをよく知っているよ。
勝つために戦う!そんなメンタリティーをもった人物さ。
彼には、いくつかのビッグクラブへ行くチャンスがあったんだ。
しかし彼は、アウクスブルクに忠誠を誓った。
そんな彼を、私たちは獲得することが出来たんだ!
彼は偉大なる決断をした!
私はそう思うよ。
ユルゲン・クロップは、既にドルトムントの監督時代から、しっかり目をつけ、インプットしていたのですね。
非常に大きなクラブから誘いがあっても、アウクスブルクに忠誠を誓い続けてきたというラグナル・クラヴァンをリバプールへ連れてくることに成功したユルゲン・クロップ。
こういった話を聞くと、やはりブンデスリーガ、ドイツにおけるユルゲン・クロップのコネクションは、改めて強烈だな!と、改めて実感します。
私としては、ユルゲン・クロップの言葉を信じて、ラグナル・クラヴァンに期待してみたい!と思います。
がんばれ!