リバプールに幾多の栄光をもたらした名ゴールキーパーであるレイ・クレメンスさん。
LFCからも公式に発表がありましたが、とても残念なことに、お亡くなりになりました。
現地時間、11月15日のこと。
私は、驚きをもってこのニュースを受け、深い悲しみの中にいます。
レイ・クレメンスさんは、1948年8月5日生まれであり72歳。
今年も誕生日には、この場でお祝いをしたところでした。
私が初めて海外フットボールの試合に触れたのはリバプール対エバートン戦で、当時リバプールの守護神だったレイ・クレメンスさん。
日本のサッカーしか知らなかった私にとって、「こんな凄いゴールキーパーがいるのか!」と、いい意味でのショックを受けたことが思い出されます。
当時のリバプールには、ケビン・キーガンがエースとしており、フィル・ニール、エムリン・ヒューズ、スティーブ・ハイウェイといったスタープレイヤーが在籍をしており、無敵を誇っていたものです。
レイ・クレメンスさんは、あのビル・シャンクリーさんがリバプールへ連れて来たゴールキーパーであり、イングランド代表としても活躍。
リバプールでデビューを果たしたのは、1968年9月25日のことでした。
リバプールでの在籍期間は、1967-1981の期間で、実に665試合出場を飾っています。
その間、3度のヨーロピアンカップ、5度にわたるリーグタイトル、2度のUEFAカップ、UEFAスーパーカップ、FAカップ、リーグカップ優勝に多大なる貢献をしてきました。
個人的に、とても思い入れのあるゴールキーパーなので、こうして書いてはおりますが、言葉が整いません。
まだ、受け入れることが出来ておりませんが、どうぞ安らかにお眠りくださいと願うばかり。
レイ・クレメンスさんは、私の少年時代から青春時代に君臨した希代の名ゴールキーパーでした。
素晴らしい思い出をありがとうございました。
重ねて、レイ・クレメンスさんのご冥福をお祈りします。
RIP