先日のこと、レアル・マドリードから去ることを表明したのがジダン監督ですが、メディア上では、誰が後任監督になるのかという記事が多く出ている状況ですね。
報道を見る限り、トッテナムの指揮官マウリシオ・ポチェッティーノ監督が有力候補として見られているようですが、スペインのメディアであるASが、ウェブ上で投票を募ったそうです。
ASのアンケートには、12万を超える投票があったとのこと。
選択肢としては、マウリシオ・ポチェッティーノ監督、ヨアヒム・レーブ監督、アーセン・ヴェンゲル監督、そしてユルゲン・クロップ監督の名前があったとのこと。
その結果、本命と目されているマウリシオ・ポチェッティーノ監督をユルゲン・クロップ監督が上回り、1位になったそうです。
ユルゲン・クロップ監督は、実に全体の41パーセントに当たる支持を得たとされています。
そのように、嘱望されることは、素直に嬉しくは思いますが、まず行くことはないでしょう。
ユルゲン・クロップ監督のカラー、確固とした考えがあるし、何よりレアル・マドリードは、つい先日、チャンピオンズリーグ決勝で戦った相手。
いまのユルゲン・クロップ監督は、新シーズンこそ、レアル・マドリードを倒そう!というモチベーションに溢れていると思います。
前述の4人の中で、完全にフリーなのは、アーセン・ヴェンゲル監督ですが、こちらはファン投票では、僅か9パーセントの支持しかなかったそうです。
実際、リバプールは、多くの負傷者を抱える中で、チャンピオンズリーグの決勝に挑みました。
次なるシーズンは、チーム層を厚くし、万全の状態で、レアル・マドリードと戦いたいですね。
その準備を今、リバプールは進めている。
何より、ユルゲン・クロップ監督は、マンチェスター・ユナイテッドではなく、自分はリバプール!という信念を持っていた人ですから、万が一にもリバプールを去ることはないでしょう。
まずは、プレミアリーグでマンチェスター・シティの独走にストップをかけ、タイトルを狙う。
さらに、チャンピオンズリーグで、忘れ物を取りにいく。
そのためのチームづくりに、ユルゲン・クロップ監督は、傾注するに違いないと、私としては思っています。