フットボール界というのは面白いもので、つい先日移籍市場の窓が閉じたかと思っていても、すぐに次の噂というものが飛び交うものです。
今回、ちょっと取り上げてみたいのは、リバプールがウェストハム所属のデクラン・ライス(イングランド)に興味を持っているというゴシップ・・・。
来年の夏での獲得に動く可能性があるというのです。
報じているのは90minで、今シーズンはウェストハムでのプレイに集中したいとライスは望んでいるものの、来年の夏には新天地への旅立ちを期待しているというものです。
よく、こういうことをステップ・アップと呼びますね。
同誌によれば、ライスとウェストハムとの契約は2024年まで残っているものの、現在のサラリーなど、その処遇がチーム内における彼の立場を反映していないとウェストハムは考えており、新たな契約を提示する準備をしているとしています。
ただライスは、ある条件を付けた上で新しい契約にサインをする考えだと。
その条件とは、新しい契約にはリリース条項を入れてほしいというものだそうです。
90minの書きぶりからすると、現行契約では、ライスにはリリース条項がないように読めます。
それをライスが学び、もし新規契約にサインをするならば、リリース条項を設けることが条件だと。
そうなると、リリース条項の金額を満たすオファーが届けば、ライスは新天地を求めることが可能となります。
ライスは、ヨーロッパ屈指のホールディング・ミッドフィールダーという評価を得ており、いわゆる潰し屋と呼ばれることもありますね。
タックルも適格で、フィジカルも理想的だと言っていいでしょう。
また、潰し屋的な仕事が得意なものの、ライスの特徴のひとつには、イエローカードが少ないというものがあります。
利き足だけではなく、両足を使えるところも強みでしょうか。
年齢的にも、まだ22歳ということで、欲しがるクラブは多いでしょうね。
90minはといえば、ライスにはリバプールの他にもチェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティが興味を示しているとしています。
獲得レースは熾烈になりそうですが、今後、より人気銘柄になって行く可能性は高そうです。
今年の夏は、補強面に限っていえば、極めて静かだったリバプール。
来年には、大きな動きがあるのでしょうか。