今シーズンが開幕して以来、実に印象的な活躍をしているロベルト・フィルミーノ。
点も決めていますが、フィルミーノのチームへの貢献度は、それだけではないと思います。
局面では、泥くさい仕事も出来るし、相手からボディコンタクトをされても、まったくバランスを崩さずにボールをコントロールできるところが素晴らしいと、私は思っています。
さて、そのフィルミーノが、ブンデスリーガのこと、プレミアリーグへ来た頃のことなどをLiverpool FC magazineへ語っています。
その中でフィルミーノは、以前はディフェンダーもしていたことなどを明かしており、監督から言われれば、どのポジションだって出来るよ!と、しています。
(Roberto Firmino)
ぼくは、自分のプレイ方法を変える必要があったと思っているんだ。
ドイツで3年間プレイをして、ヨーロッパのフットボールに馴染むことが出来たよ。
だけど、イングランドのフットボールは、ブンデスリーガとはまったく違うね。
プレミアリーグは、もっともっと速いよ。
ペースが、とてもハイテンポで、それに適応する必要があるんだ。
でも、ぼくはこういうタイプのフットボールを楽しんでいるよ。
本当に正直なところ、ぼくはここでのことが、とっても気に入っているんだ。
これから何年も長い間、プレミアリーグにいたいね。
ぼくはもっと若い頃、ライトバックでプレイをしていたんだ。
セントラルディフェンダーとしてもプレイしたよ。
17歳か18歳の頃に、より前目のミッドフィールダーとして、プレイをし始めてね。
そのエリアでプレイをするようになって、今に至っているんだ。
もし必要ならば、ぼくはグラウンドのどこであってもプレイするよ。
なぜなら、それがぼくというプレイヤーのタイプだからさ。
だけど、当然チームのニーズによるけどね。
今のぼくは、前線でプレイをしているけど、監督から問われれば、ぼくはどこでだってプレイをするよ。
好みはといえば、ゴールが奪えるより内側のエリアだね。
とは言っても、一番の目的は、チームの助けになることなんだ。
フィルミーノが、後方でプレイをしていたとは、ちょっと意外でした。
でも、やれてしまうのでしょうね。
今のリバプールは、フィリペ・コウチーニョを欠いていることもあり、フィルミーノが左ワイドに開く時間が増えています。
ある意味、フィルミーノにとっては、まったく苦にならないのかもしれません。
ただ、本人も言っているとおり、あえて好みはといえば、ゴールに近い内側・・・ということのようです。
コウチとマネが揃ったとき、またそのポジションでプレイをする機会も出てくることでしょう。
技術力が高いからこそフィルミーノの汎用性は生まれるのでしょうね。