昨日開催されたプレミアリーグ第４節のレスター戦では、１０分という時間帯に、サディオ・マネが先制ゴールを決めましたね。
アシストをしたのは、アンドリュー・ロバートソン。
左サイドから果敢に攻め入ってのクロスでした。
元々ロボは、そのクロスに定評がありましたが、今シーズンは、より多くのチャンスメイクが出来そうな気配があります。
リバプールでの２年目となることも大きいと思いますし、やはり昨シーズンの実績が自信を生んだと言えそうです。
また、今シーズンのリバプールは、モハメド・サラーとサディオ・マネが中央寄りへ入って行くシーンが多くみられ、相手のゴール幅に、フロントスリーが並んで飛び込むこともありますね。
必然的に、サイドバックが攻撃参加をして、数的優位をつくっているわけですが、アップダウンを繰り返す作業を、ロボは厭わずにこなします。
オーバーラップのタイミング、クロスをあげる間合いなど、実に円熟してきたように思えます。
ロボが蹴るボールの質は、とてもいいし、今後もリバプールがシュートシーンを生むために、ロボが果たす役割は大きくなりそうです。
シュートの起点がロボだった・・・・という光景は、既に何度となく見て来たところですし。
ロボと比べると、どうしてもトレント・アレクサンダー=アーノルドのクロスが指摘される傾向にありますが、トレントは、優れた右足のキックを持っており、壺さえつかめば、右からも良質のクロスが入ってくるようになると思います。
それが実現すれば、更に左サイドのロボが生きてきますね。
あくまで、私が個人的に感じていることですが、ロボとナビ・ケイタは、かなり良いコンビネーションを築いてきていると思います。
ナビ・ケイタが、駆け上がってきたロボを使うセンスが実にいい。
あえて課題をいえば、リバプールの右サイドバックに関しては、控えも充実していますが、ロボに何かあったとき、左サイドバックは、アルベルト・モレノ一枚になるという部分でしょうか。
ぜひとも、アルベルト・モレノには、日頃からトレーニングでスキルを高めるための準備をしておいてほしいと思います。
多くの運動量を求められるのが、現代のサイドバックだと思うし、アルベルト・モレノが、いつでも行ける用意をしておくことが肝要かと。
いずれにしても、今シーズンのロボは、相当やりそうだ。
そんなことを私としては思い、期待もしております。
リバプールが決定機をつくるための有力なピースとなりそうですね。