4月も下旬となり、例年であれば、シーズンのクライマックスとなる時期ですが、新型コロナウイルスの関係で、リーグ戦はストップしたまま。
もし、今後再開されてもイレギュラーな日程となり、クラブが受けている財政的な負担は大きなものがあると言えそうです。
ゆえに、来る夏の移籍市場が、どんな様相を呈するか?は、なかなか読めません。
夏の移籍市場といえば、リバプールのシェルダン・シャキリについては、新天地を求めるという噂が多く存在します。
実力者であることに疑いの余地はないわけですが、いかんせん出場機会が減少していますからね。
このシェルダン・シャキリを狙っているクラブは多数にのぼると見られているようですが、セリエAのローマもその一つと目されています。
今回、シェルダン・シャキリの件を報じているのはSport Witnessで、それによれば、ローマはリバプールに対し、シェルダン・シャキリの移籍金を下げてほしいというスタンスを取っているとのこと。
もし、リバプールがシェルダン・シャキリを放出する場合ですが、同誌は£25mをリバプールは要求するとしています。
これでは高い、もっと安くしてほしいというのがローマの立場だとされていますが、どうでしょう、リバプールは譲らないかもしれませんね。
また、ローマがシェルダン・シャキリ獲得に動く場合、その他にも不安要素を抱えているとのこと。
まず、サラリーの問題、あとはチャンピオンズリーグでプレイをしたいというシェルダン・シャキリの希望。
これらを満たすことが難しい状況だと。
シェルダン・シャキリは経験豊富で、試合に違いを創れるプレイヤーですから、きっとリバプールにいても力になると思いますが、もしレッズが夏の移籍市場で、新たなタレントを連れて来ることがあれば、シェルダン・シャキリの出場機会がさらに減る可能性も否定できません。
どんな道を選ぶのか。
リバプールは、どんな決断をするのか。
補強と放出は、完全には切り離せない事項ではあり、この話は夏まで持ち越すことになりそうです。