ユルゲン・クロップ監督の退任表明がなされて以降も、試合は次々に巡って来ますが、LFCにとっての現実問題として新しい体制を構築するための準備が必要となっています。
ユルゲン・クロップ監督の後を継ぐわけですが、誰であっても簡単な仕事にはならないでしょうが、既に数人の候補が取り沙汰されていますね。
その1人が、スポルティングを率いるルベン・アモリム監督(ポルトガル)で、リバプールのリストに入っているといいます。
これは、ポルトガルのメディアであるRecord via Teamtalkが報じているもので、元ポルトガル代表のアモリム氏の名前をピックアップする傾向はあるのだろうと思います。
アモリム監督は、現役時代はベンフィカで活躍をしていましたが、指揮官としてはライバルチームであるスポルティングを率いており、素晴らしい戦績を残して来ました。
現在39歳であるアモリム監督は、指揮官としては若く、そこがどう働くか?ですよね。
限りない可能性が拡がっていると見るか?それともプレミアリーグのビッグクラブを率いるには経験が不足していると見るか?
余談ですが、このアモリム監督には、マンチェスター・ユナイテッドから引きが来ているとのゴシップも昨年来浮上していました。
本人は、ユナイテッドからのオファーを否定していますが。
リバプールの新指揮官としては、ブライトンのロベルト・デゼルビ監督を候補にあげる筋も見受けられる一方、最有力候補はシャビ・アロンソ監督だとの声が多いですね。
優れた指揮官が来てくれることが一番ですが、多くのリバプールファンの中には、クロップロスというぽかーんと穴が開いたような感覚が襲うでしょうし、それを埋められるのはアンフィールドで活躍をしたレジェンドであるシャビ・アロンソがやっぱりいいでしょうかね。
無論、シャビ・アロンソ監督は、ブンデスリーガで良い仕事をしていますので、簡単に連れて来られるとは限りません。
ただ、リバプールからオファーがあったとき、シャビ・アロンソがそれを断ったら「クレイジーだ」という意見を表明しているドイツのジャーナリストもおり、少なくとも有力な候補であることは間違いないと思います。
元イングランド代表のグレン・ホドル氏などは、休養をして充電したいというクロップの決断を支持しており、ならばクロップが休む間を誰かが繋ぎ、また戻って来るのもありだという発言をしておりました。
リバプールの新体制が、どのタイミングで決まるのか。
新指揮官が決まらないと、夏の補強方針も定めにくいでしょうから、今後の動きが注目されます。