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ネコ・ウィリアムズのウェールズ代表入りを望むライアン・ギグス監督

Neco Williams


今シーズン、一躍脚光を浴びるようになっているのが、リバプールの若手右サイドバックであるネコ・ウィリアムズ。
2001年4月13日生まれの18歳は、既にリバプールでのファーストチームデビューを果たしており、国内カップ戦で印象的なプレイを披露しています。
このネコ・ウィリアムズについて、以前から代表関係の記事が取り沙汰されてきています。

これまで報じられて来た記事の大半は、ネコ・ウィリアムズをウェールズ代表へ呼ぶべき!というものでした。

ネコ・ウィリアムズは、ウェールズのレクサム出身であり、そういったことから普通に考えれば、将来はウェールズ代表の有力候補ということになりそうですが、海外ではよくあるように、イングラド代表を選ぶ権利も持っている。
ウェールズとすれば、イングランド代表に取られる前に、ネコ・ウィリアムズをデビューさせてしまいたいといったところでしょうか。

この件について、ウェールズ代表を率いるライアン・ギグス監督がBBCの取材を受けており、それによれば、ネコ・ウィリアムズはウェールズのシステムの中で成長して来たプレイヤーであり、注目して見て来ていることを語っています。
「彼は素晴らしいチームでプレイをしており、実によくやっている」
とも、ギグス監督は発言をしているところ。

場合によっては、ユーロ2020の代表に選出される可能性もゼロではないかもしれません。

さて、仮定の話として、ネコ・ウィリアムズがイングランド代表を選択した場合ですが、今のイングランドには、有望な右サイドバックが豊富であり、特にチームメイトであるトレント・アレクサンダー=アーノルドがいる。
冷静に考えて、そのイングランド代表をチョイスするでしょうか?

おそらく、リバプールのレジェンドであるイアン・ラッシュも、ネコ・ウィリアムズのウェールズ代表入りを期待していることでしょう。

まったく意味のない杞憂ですが、リバプールからウェールズ代表に行ったプレイヤーを見てみると、ハリー・ウィルソンしかり、ベン・ウッドバーンなど、あと一歩でリバプールでの場所を確立できないケースも生じています。
ネコ・ウィリアムズには、ぜひそのジンクスを破ってほしいし、トレント・アレクサンダー=アーノルドに何かがあった場合には安心して任せられるだけのプレイヤーになってほしいですね。
いずれにしても、リバプールの若手右サイドバックがナショナルチームレベルでもニュースになる存在として台頭して来た。
素直に歓迎したいと思います。
これからの躍進に期待をして。

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