今シーズンにおけるリバプールの特徴はといえば、まずはその多彩な攻撃があげられるかと思います。
流動的な中に規律もあり、運動量が豊富で、あらゆるところからゴールの予感がする。
そんな戦いぶりを見せてくれていると思うのです。
サディオ・マネは、基本的にはウィングの位置におりますが、時には中に入って仕事をする動きをしており、大切なゴールも決めています。
マネは、攻撃に関してユルゲン・クロップが自由を与えてくれていると語っており、それが非常にやりやすいともしています。
また、各プレイヤーもクロップの意図を理解しており、お互いの連携が機能していると考えているようです。
ここでは、マネがLiverpool FC's official magazineへ寄せたコメントの中から、その一部を拾ってみたいと思います。
(SM)
誰もが理解し合っているシステムになっているね。
ロベルト、コウチーニョ、スタリッジ、アダム・・・と、お互いに試合を理解しあっているよ。
これまで取り組んできたことで、それは容易になってきているし、ぼく達はプレイを楽しんでいるんだ。
フロントにいようが、ワイドに開こうが、それはぼくにとってさほど重要なことではないよ。
監督は、自由にやれ!と言ってくれる。
だから、相手にとって危険なゾーンへと飛び込んで行けるんだ。
いろいろな人々が、ぼくは笑わないって言うけど、それはちょっと違うんだ。
ぼくは普段から笑っているし、トレーニングでも笑顔だよ。
なぜかって、フットボールが楽しいからさ。
ロナウジーニョが、いつもそうしていたように、ぼくも真似をしたいと思っているよ。
フットボーラーが笑う理由はたくさんあると、ぼくは思っているんだ。
誰にも共通しているのは、いい仕事をしたときだね!
コメントからも分かるように、マネは実にリバプールでのプレイがやりやすいようですね。
自由を与えるということは、それだけプレイヤーを信頼していなければ出来ないことだとも思います。
攻撃面に関しては、試合の流れの中で、相手にとって一番怖いポジションを取り、一番嫌がるエリアへ飛び込め!ということでしょうか。
それを実現できるだけのスキルをリバプールの攻撃陣がもったということに繋がるかとも思います。
マネがロナウジーニョの真似をしたいと言っているのは、ちょっと微笑ましい感がいたしました。
たしかに、ロナウジーニョは、いつも笑っているような顔でしたからね。
ただ、私としては笑わないマネもクールでいいと思ってはいますが(^.^)