チャンピオンズリーグ決勝を前に、サディオ・マネはセネガルの人々へリバプールのシャツを300枚贈ったそうです。
自身の故郷である村へと届け、そのシャツを着て、みんなが決勝戦を見てくれるだろうと。
この話を報じているのはBBCで、サディオ・マネの言葉も添えられています。
(Sadio Mane)
村には、2000人が住んでいるんだ。
ぼくは、彼等にリバプールのジャージーを贈るため、300枚を買ったよ。
だから、ファンはリバプールのシャツを着て、決勝を見ることができるね。
ぼくのママも叔父も、みんなが見てくれるはずさ。
この村では、この日は誰も仕事をしないんだ。
ワールドカップが終わり、故郷へ帰るときに、優勝のメダルをみんなに見せたいと思っているよ。
ぼくは、ACミラン対リバプールの決勝戦を憶えている。
3点のリードを奪われてから追いついて、PK戦になったね。
ぼくにとって、とても大きな思い出さ。
もしその時、「君はこの舞台で戦うことになる」と言われたならば、信じられない人生だと思っただろうね。
ぼく達が勝ちたいね!
故郷を大切に思うサディオ・マネの気持ちが伝わってきますね。
2000人が住むという村から出てきて、いまやワールドクラスと呼ばれるプレイヤーになったサディオ・マネ。
以前、トライアルに行った際、一番良いシューズを履いていったのに、周囲の大人から同情されてしまったという話を聞いたことがあります。
サディオ・マネには、あくまでハングリーに、戦う姿勢を貫いてほしいですね。
そうすれば、結果は自ずとついてくることでしょう。
セネガルの人々のためにも、リバプールにタイトルを!