2017-2018シーズンにおけるサディオ・マネのことを思うとき、序盤こそシティ戦でのレッドカードによる出場停止があったり、代表での負傷があったりという出来事が起こったわけですが、あくまで私の主観で申し上げれば、シーズン終盤には、かなりコンディションが向上してきたように感じます。
最も過酷なリーグとも呼ばれるプレミアリーグにあって、終盤でコンディションを上げるというのは、ある意味すごいことだと思うのです。
シーズン終盤のサディオ・マネを見ていると、瞬間的なスピードで相手を圧倒するシーンが見られたし、躯のキレもシャープになっていたと思います。
また、よく走り、運動量も豊富でしたね。
プレミアリーグは、全日程を終えましたが、リバプールには、まだチャンピオンズリーグ決勝のレアル・マドリード戦が残っています。
約2週間の準備期間が取れるわけですが、サディオ・マネが、より良い状態になれば、リバプールにとっては、大きな武器になることでしょう。
サディオ・マネが躍動すれば、自ずとロベルト・フィルミーノやモハメド・サラーもプレイがしやすくなる。
プラスの相乗効果が生まれると思うのです。
冒頭で書きましたが、プレミアはタフなリーグであり、多くは終盤に至るに疲弊してくる例が見られます。
しかし、サディオ・マネには、そういうことは関係なかったようです。
すごいスタミナとしか、言いようがありません。
このようなことから、私としては、レアル・マドリード戦では、特にサディオ・マネに注目をしたいと思っています。
何かをやってくれる予感がします。
思えば、リバプールは、昨シーズン、今シーズンと、とても良い補強をしましたね。
来シーズンが、実に楽しみであるわけですが、その前に一仕事。
レアル・マドリードを倒すというミッションを完成させましょう。
そのためにも、サディオ・マネが、良いコンディションをキープし、より向上させていくことが、ひとつのキーになると思っています。