クリスタルパレスに勝利し、プレミアリーグ開幕から2連勝を飾ったリバプール。
やはり、この試合でのファン・ダイクのパフォーマンスを賞讃する声が多く聞かれます。
私も、ファン・ダイクのパフォーマンスは素晴らしかった!と、思っています。
さて、今回については、だめ押しとなるゴールを決めたサディオ・マネのことについて、ちょっと触れてみたいと思います。
クリスタルパレス対リバプール戦は、ほぼレッズが試合を支配したと言っていいと思います。
何度かの決定機もありました。
ただ、現実のスコアは0-1で推移・・・。
そんな中生まれたのは、試合終了間際におけるサディオ・マネの鮮やかなゴールでした。
時間でいうと、90+3分でよいと思います。
0-1の状況。
試合終了が目前に。
そんな中、コーナーキックを得たクリスタルパレス。
このシーンは、両チームにとって、極めて重要な局面だったと思います。
このとき、リバプールが持っている強烈なカウンターが炸裂します。
ゴール前に蹴り込まれたコーナーキックをリバプールがクリア。
そのボールを受けたモハメド・サラーが、すかさず前線へと走るサディオ・マネに、ボールを繋ぎます。
あとは、サディオ・マネの独壇場。
必死で追いすがるクリスタルパレスのプレイヤーに、ボディコンタクトを仕掛けられ、その時私は、倒れるか!と、思いました。
しかし、サディオ・マネは体勢を立て直し、迷わずに相手ゴールへと向かいました。
普通のプレイヤーであれば、時間帯を考えても、倒れ込んでファールをもらいに行ったことでしょう。
しかし、サディオ・マネは、それをしなかった。
あのシーンを見た私は、清々しい気持ちになりました。
サディオ・マネが持っている身体能力、ボディ・バランスの素晴らしさは勿論のこと、諦めないハートに感動をしたものです。
ゆえに、サディオ・マネが決めたリバプールの2点目は、値千金だと、私は思っています。
相手コーナーキックは、即ち自分達のチャンスでもある!
それを印象づけたシーンだったのではないでしょうか。
こういう攻撃もあるぞ!と、ライバルチーム達に見せつけておくことも、大きな意味があると、私は思います。
サディオ・マネは、プレシーズンマッチの時点からコンディションが良さそうに見えましたが、最高の形でプレミアリーグに入りましたね。
今シーズンは、益々の活躍が期待できそうです。
ロベルト・フィルミーノが、リバプールに新しい9番の形をもたらすように、サディオ・マネにも、リバプール史に残る10番になってほしい!
心から、そう思います。