ドーピング検査で陽性反応を示し、UEFAから30日間の出場停止処分中のママドゥ・サコーですが、この決定が出たのが日本時間でいうと4月28日。
現地時間、土曜日にはこの30日間が過ぎることになりますが、UEFAとしては懲戒審問の期日をまだ具体的に決めていないとのこと。
ということは、まだこの先聴取なども行われ、その後に本処分あるいは免責の決定がなされる流れかと思います。
プレイヤーとしてのサコーはといえば、ある意味処分を受け容れて謹慎しているようなものですが、リバプールとしては夏の補強をどうするのか?という懸案でもあり、早めに処分内容が決まったほうがベターかな?とは思います。
ただ、こういった案件の場合は、楽観視することはできないし、リバプールとしては「サコー抜き」という前提で、今は来シーズンの準備を進めるしかないかと思います。
リスク管理の面からいえば、最悪の事態を想定して手を打っておくべきかと。
センターバックに関しては、ジョエル・マティプの獲得を決めているものの、マルティン・シュクルテルとコロ・トゥーレがチーム去る可能性が高いとされています。
できれば、もう一人主力級のセンターバックがほしいところですね。
やはり、ヨーロッパでのカップ戦がないとは言っても、元来怪我もしやすいポジションだけに、レギュラーをはれるレベルのプレイヤーが最低3人はほしいところです。
サコーの件に関しては、本人がBサンプルの提出を辞退したこともあり、UEFAの決断に従うという姿勢かと思います。
クラブの立場からすれば、なるべく早くその内容を知りたいところではあります。