膝の負傷を抱えながら代表戦に臨んだラグナル・クラヴァンですが、さらに患部を悪化させるという事態になってしまいました。
そのクラヴァンは、明日のレスター戦は欠場すると見られています。
そうなると、控えも含めてセンターバックのメンバーを考慮するとき、ではママドゥ・サコーはどうなるのか?という課題がありますが、現時点ではメンバー入りする可能性は、限りなく低いようです。
サコーに関しては、移籍市場のデッドラインデーまでローン移籍の線でリバプールは動いていたようですが、サコー自身がリバプールに留めるという強い意思を持っていたとも言われています。
いろいろ紆余曲折はありましたが、リバプールに残留した以上、当然のことながらポジション争いに立ち向かっていくことでしょう。
しかし、ユルゲン・クロップのコメントを聞くと、少なくとも明日のレスター戦で、サコーをメンバー入りさせる考えは、極めて薄いようです。
サコーに関して、クロップは次のような発言をしています。
「彼は、長い間フットボールをしていない。彼に必要なのはフットボールをするということだ」
要するに、実戦から遠ざかっていた期間が長過ぎるため、いきなりプレミアリーグで起用することは論外だという考えかと思います。
ただ、クロップは、こうも付け加えています。
「よいパフォーマンスを忘れるほどに、私は愚かではないよ」
要するに、サコーがベストフィットを取り戻し、リバプールのメンバーにふさわしいコンディションを取り戻せば、起用も考慮するという含みを残した形かと思います。
さて、まず当面は明日のレスター戦ですね。
以前も書きましたが、センターバックに関しては、デヤン・ロブレンとジョエル・マティプが先発。
控えにはルーカス・レイバを備えるという線が濃厚かと思いますが、さてどうなりますか。