UEFAからドーピング疑惑をかけられ、実際に30日間の出場停止を申し渡されたママドゥ・サコーですが、その間中傷もあっただろうし、言葉ではあらわせない辛い日々だったと思います。
しかも、シーズン終盤での重要な試合に出場することが出来なくなり、母国開催だったユーロのフランス代表に参加することも叶いませんでした。
遅すぎた感はありますが、昨日お伝えしたとおり、UEFAはようやくにしてママドゥ・サコーはドーピング違反には当たらなかったと認めたところです。
ママドゥ・サコーとしては、恨み節のひとつも言いたいところでしょうが、彼がとった行動は、ファンのサポートへの感謝でした。
疑いが晴れて、率直に嬉しい!もう一度プレイできて幸せだ!とコメントを出したママドゥ・サコー。
自身のFacebookやTwitterで、ファンへの感謝をあらわしています。
It's important for me to thank all of you... / Je tiens d'abord à tous vous remercier...https://t.co/UiIOYqTvUW pic.twitter.com/OcNcAVv0vM
— Mamadou Sakho (@mamadousakho) 2016年7月9日
・真実は、最後には明らかになるものだ。
・信じてくれた人々に感謝する。それこそが最も重要なことだよ。
・2ヶ月半に渡り、多くのファンがサポートを続けてくれたんだ。
・「YNWA」とね。
・みんなのサポートに報いるためにも、私は常にフィールドでベストを尽くすよ。
今回のドーピング騒動に巻き込まれ、ママドゥ・サコーが失った時間は、あまりにも大きなものだったと思います。
しかし、それでもママドゥ・サコーは、感謝とこれからの恩返しを語っています。
こうしたママドゥ・サコーの態度と比べ、UEFAの対応は、お粗末と言わざるを得ません。
ただ、ママドゥ・サコーには、ここまで来てしまったからには、ぜひ気持ちを切り替えて、新シーズンへ向けて万全の準備をしてほしいですね。
UEFAには、二度とこういった過ちを犯さないことを強く求めたいと思います。