薬物検査で陽性反応を示し、UEFAが調査に乗り出しているママドゥ・サコーの件ですが、30日間出場停止の暫定処分が発表されました。
現時点では、リバプールが起用を自粛している形ですが、ルール上も出場を差し止めるという形になったと理解してよいと思います。
おそらく、今後更に検査、調査を進めた上で、本処分の内容が決定されるものと、私としては考えております。
たとえば、今の状況が長引いてしまった場合、リバプールがサコーを起用してしまっても、倫理上の問題が生じるだけでしたが、名実共に起用することが不可能になったという解釈でよいと思います。
今回のケースにおいては、サコーがBサンプルの提出、いわゆる再検査の機会を辞退したため、UEFAとしては陽性反応が出た成分に基づき、処分内容を決定すると思われていました。
まずは、30日間の出場停止処分を課し、その期間内に、更なるペナルティーが必要か否か?が、判断されることになるかと思います。
この30日間という期間は、ある意味、今シーズン中の復帰はダメだよ・・・というUEFAからの意思表示でもあると推測されます。
リバプールとしては、最低でも今シーズン中は、サコー抜きのメンバーで試合をしていくことになります。
なんとか、チーム力を結集して乗り切りたいですね。
サコーの情報については、私としても、しっかりと事実関係が整理できたら、いずれまた書いてみようと考えております。