今シーズンにおけるモハメド・サラーのパフォーマンスには批判の声があること。
それは、私も承知しています。
しかし、キャプテンは、サラーの価値はゴールだけではなく、彼の存在そのものがチームに良い影響を与えているのだということを語りました。
エジプト代表のサラーは、ここまでやや物足りないシーズンを送ってきた中で、ブライトンに3-0で勝利した試合ではベストゲームの一つと言える出来を見せ、PKでの得点とアシストを記録。
カーティス・ジョーンズとドミニク・ソボスライのゴールとともに、リバプールはFAカップ5回戦進出を決めました。
サラーはアフリカネーションズカップから戻って以降、すべての試合で先発出場しています。
一方、離脱前は4試合でベンチスタートとなり、さらに1試合では完全にメンバー外となっていたことも事実です。
これは、彼が自身の不満を公にし、アルネ・スロット監督との関係がうまくいっていない可能性を示唆したことで、近い将来について疑問が投げかけられていた時期のことでした。
しかし、代表活動による不在期間の中で状況は落ち着いたようで、現在はスロット監督が求める役割やプレーと、より噛み合ってきているように見えるのも確かです。
サラーについてファン・ダイクが語ったことは、Sky Sportsも報じており、例えばキャプテンはこんなことも言っています。
「モーは今も僕たちにとって本当に重要な存在だと思っているよ。
彼は依然としてリーダーだし、キャプテンである僕にとっても、彼がそばにいてくれること、そしてピッチに立ってくれることはとても大きいことなんだ。
彼の存在そのものがチームに良い影響を与えているんだ」「彼はいつだって、ゴール以上のものをチームにもたらしてくれる。
今は彼の得点に多くの注目が集まっているけど、それも彼の宿命の一部だろう。
自分自身で非常に高い基準を設定しているから、得点が少し減るとすぐに批判されてしまうんだ」「でも、僕たちの中では何も変わっていない。
もちろん彼にゴールを決めてほしいし、チームとしても良い結果を出したい。
ただ、今シーズンは簡単ではないし、僕たちも彼自身も、できるのは前に進み続けて重要な存在であり続けようとすることだけなんだ」「ただピッチに立ってゴールを狙うだけじゃない。
成功するチームになるために大切なことはたくさんあって、その多くは人々の目には見えないものなんだよ」(ファン・ダイクは、少なくとも現行契約の満了までいてほしいと望んでいる)
「まずはこのシーズンを成功させることに全力を注ぐ。
それがすべてだ。
その先に何が起こるかは分からないけどね」「僕はいつだってモーに残ってほしいと思っている。
彼は良き友人だし、これまで長い年月を共にして、良い時もそうでない時も一緒に乗り越えてきたのだからね」
確かに今シーズンのモーは、ゴール、アシストが減少しているし、パスをディフェンダーに引っ掛けるシーンも見受けられます。
昨シーズンが凄かっただけに、その落差に戸惑うファンもいることでしょう。
しかし一方で、モーがリバプールで築き上げて来た成果や実績は、他の追随を許さないものがあります。
モー自身のコンディションを向上させる必要はあるし、その手掛かりはブライトン戦で微かに見えた。
また、不調だとすれば、それはモーだけにあるのではないと私は思っています。
ひとつの要因に過ぎませんが、例えば右サイドバックとの連携ですね。
それも大きくピッチを使う連携です。
昨シーズンまでは、トレント・アレクサンダー=アーノルドがおり、驚くようなパスを繰り出していましたので、それはモーにとってもプラスだった。
いろいろな要因があるのでしょうが、ファン・ダイクが言うように、モーの価値、その真価は、プレー面だけではない。
自らをギリギリまで追い詰めるトレーニングの虫。
あまり言われないことですが、モーほどトレーニングを真剣に行う人がいるということは、若手の模範でもあるように思います。