2009年の今日、5月24日。
リバプールは、プレミアリーグ最終戦としてトッテナムと対戦しています。
会場はアンフィールド。
この日、アンフィールドで最後のプレイを見せたプレイヤーがいました。
サミ・ヒーピア。
試合は、ホームのリバプールが3-1で勝利しており、サミ・ヒーピアのサヨナラのときに、花を添えています。
あのときの光景は素晴らしく、いまだに目に焼き付いております。
私は、サミ・ヒーピアがアンフィールドを去る最高の雰囲気を思い出すたびに、スティーブン・ジェラードとのコントラストを思い起こしてしまいます。
でも、それがフットボールなのでしょうね。
紳士であり、ヘッドで相手ゴールを脅かすことも多々あった名プレイヤーでした。
キャプテンのアームバンドをスティーブン・ジェラードへと譲り渡したとき、サミ・ヒーピアは、「何でも助けになるよ」と、スティービーに伝えたと聞いています。
リバプールのキャプテンも務めた男。
まさに今日はメモリアルデイですね。
サミ・ヒーピアが、リバプールに在籍をしたのは、1999-2009の期間でした。
リバプールのプレイヤーとしての公式戦出場は、464試合。
センターバックにして、その間35ゴールを記録しています。
フィンランドでも英雄であり、実に代表105キャップを誇っています。
リバプールの一時代を象徴する一人でした。