マルコ・グルイッチ。
この名前を書くとき、いつも書いている気がしますが、ユルゲン・クロップ監督がリバプールの指揮官となり、初めて補強で連れて来たプレイヤーですね。
フィジカルにも恵まれた大型ミッドフィールダーであり、期待は高いものがありましたが、彼もローンでの生活が続いています。
ところで、そのマルコ・グルイッチをNo.1ターゲットにしているクラブがあるというのです。
Sky Sportsが報じるところによれば、それはセリエAのサッスオロだと。
サッスオロには、マヌエル・ロカテッリというイタリア代表の主軸が在籍をしていますが、彼をユベントスが狙っており、アーセナルも獲得レースに参加しているとのこと。
一説には、ユベントスは£40mを提示する可能性があると。
サッスオロとすれば、大金を積まれてロカテッリを抜かれた場合に備えて、その代役としてのタレントを獲得することを考えているとされています。
その候補の筆頭が、マルコ・グルイッチだというのです。
マルコ・グルイッチは、近年でいえば、ヘルタ・ベルリン、ポルトでのプレイを経験しており、そういった意味では順応性は磨かれていると見ることもできます。
問題は、この話が本当だった場合、果たしてサッスオロが、どれだけの移籍金を提示してくるか?ですね。
ロカテッリを売却することで、大きな資金が入ってくるならば、それなりの金額はつけてほしいと思いますが。
一番はといえば、マルコ・グルイッチがリバプールでブレイクすることですが、ここまでの処遇を見て来ると、新しい道を選択することも必要なのかもしれません。
マルコ・グルイッチに関しては、ポルトも完全移籍で欲しがっているという噂があり、争奪戦の様相を呈してくれれば、リバプールとすれば交渉の主導権を握れそうです。
マルコ・グルイッチは、年齢的にもこれからが旬なプレイヤーであり、この夏、動きがあるのかは、注目しておく必要がありそうです。