ファン・ダイクのことを書いてみたいと思います。
本年1月1日付けで、リバプールの一員となったファン・ダイク。
当初、ユルゲン・クロップ監督は、時間を与えてあげてほしいという趣旨の発言をしていましたが、何の、何の、早い段階からリバプールに必要不可欠な存在となりましたね。
私は、ファン・ダイクの加入がリバプールに与えたものは、言葉では形容できないくらい大きなものがあると思っています。
最終ラインに軸が出来たことも勿論ですが、きめ細やかなコーチングも特徴的だし、押し上げやフィードなど、攻撃面でも貢献をしていると思います。
2シーズン目を迎える・・・と、タイトルに書きましたが、思えばファン・ダイクが、リバプールへやって来てからは、まだ半年も経っていません。
それを考えれば、新シーズンへの期待は、自ずと膨らむというもの。
たとえば、ある一つのプレイをピックアップしてみても、相手プレイヤーとヘッドで競り合った際に、ファン・ダイクは、ただ競り勝てばいいというヘッドはせず、必ず味方のポジションを確認しており、丁寧に繋ぐ意識が高いですね。
これは、チームとしてのリバプールにとって、非常に大きなプラスだと思います。
ファン・ダイクが、リバプールへとやって来て、夏のプレシーズン期間は、初めての季節となります。
ここでさらに、コンビネーションやチームメイトとの意思疎通も念密になってゆくことでしょう。
ファン・ダイク効果がもららすものは、おそらくチーム全体へと行き渡り、新シーズンでは、リバプールをよりワンランク高い位置へ押し上げてくれる。
私は、そう思っています。
フットボールを観る場合、どうしても攻撃に目が行きがちですが、ファン・ダイクのプレイは、ディフェンダーにして、観ていて楽しいものがあります。
新シーズンへ向けて、多くの意味で、期待したいプレイヤーです。