既にお伝えをしたとおり、マンチェスター・ユナイテッド対リバプール戦(インターナショナル・チャンピオンズカップ)は、1-4の大差でリバプールが勝利しています。
試合内容的には、スコア以上の差があったように、私には思えます。
リバプールにとって、いろいろポジティブな部分はありましたが、インパクトという意味では、やはりシェルダン・シャキリが最高のデビューを飾ったプレイぶりが特筆されるべきかと感じます。
セカンドハーフ冒頭からピッチに送り込まれたシェルダン・シャキリは、アグレッシブにピッチを動き、センターにポジションを取ったり、時にはワイドに開いたりと、新チームのデビュー戦とは思えない動きをしていたと思います。
時には、ストライカーを追い越していくポジションを取ることもあったりと、実に積極的な姿勢が見られました。
ダニエル・スタリッジのゴールをお膳立てしたのもシェルダン・シャキリだし、自身が決めたオーバーヘッドキックは、まさに気持ちが乗り移ったかのような豪快なシュートでした。
クロスに関しても、質の高いボールを供給しており、出来映えとしては、ほぼ満点ではなかったかと、私は思います。
リバプールには、強烈な破壊力をもつ自慢のフロントスリーがいます。
さらに、ここまでアダム・ララーナも好調をキープしているし、ジェイムズ・ミルナーもハードワークをこなしています。
ここへ、シェルダン・シャキリが入ってきたとき、リバプールの攻撃陣は、かなり強烈なメンバーが揃いそうです。
また、シェルダン・シャキリは、ダニエル・スタリッジを活かそうとする姿勢も見えたと思うし、実際にアシストをしているわけですから、信頼関係は深くなることでしょう。
こういったことが大切ですね。
新しいチームへやって来て、最初のゴールを決めるまでは、落ち着けない。
そんな事例も沢山あるだけに、シェルダン・シャキリが、いきなりゴールを決めたことは、実にポジティブかと。
しかも、スーパーゴールでしたからね。
この勢いで、よりリバプールが勢いを得ることを願いたいと思います。
シェルダン・シャキリにとって、最高のデビュー戦になりましたね。
リバプールの仲間入りをした挨拶がわり。
グッジョブでした。