いよいよ、チャンピオンズリーグ決勝の時が、明日に迫ってまいりました。
どのプレイヤーも気合い十分というところかと思いますが、シェルダン・シャキリも心中に期すものがあるようです。
ユルゲン・クロップ監督が、チャンピオンズリーグのタイトルを獲る助けになりたいと、シェルダン・シャキリは語っています。
本題に入る前に、まず抑えておきたいのは、両者にはチャンピオンズリーグのタイトルを巡って過去の思い出があるということです。
2013年5月に開催されたチャンピオンズリーグ決勝では、ボルシア・ドルトムント対バイエルン・ミュンヘンというブンデスリーガ勢同士の対決となりました。
その際、ドルトムントを率いていたのがユルゲン・クロップ監督。
バイエルンのプレイヤーとして在籍していたのがシェルダン・シャキリという因縁があります。
その時の決勝では、バイエルンが優勝を飾っています。
そんなこともあるからでしょう、シェルダン・シャキリは、ユルゲン・クロップ監督にタイトルをプレゼントしたい!という気持ちでいるようです。
シェルダン・シャキリの言葉は、talkSPORTへ寄せられたもので、その中でシャキリは、たとえば次のようなことも言っています。
ぼく達は、素晴らしいシーズンを過ごしてきたと思っているよ。
そして、もう一つの大きなタイトルが待っているね。
このタイトルを獲るために、ぼく達はすべてを尽くすよ。
なぜなら、クラブはそれに価しているし、ファンは価しており、プレイヤーも価しているからさ。
もし、ぼく達が勝ち取るならば、それは特別なものになるね。
トッテナムは、トップチームだ。
彼等がどれだけ良いかを世界に見せてきたね。
難しい試合にはなるだろうけど、ぼく達は自信を持っているよ!
90分しかないけれど、何事も起こり得る。
ぼく達は、とても良い準備が出来ているし、この試合で勝つために、すべてを尽くすよ!
ぼくは、もう一度、この感触がほしいんだ。(バイエルンで優勝経験あり)
特に、このクラブのためにね!
ずっと、それを待って来たのだから。
彼(クロップ)は、いつもリラックスしているよ。
ぼく達は、いつも楽しんでいるんだ。
トレーニングの後だってそうだよ。
彼は、ポジティブな人さ。
彼はぼく達に、あらゆることをしてくれる。
そしてぼく達は、彼のためにすべてを捧げるよ。
ぼく達は、彼のために勝利したいんだ!
シェルダン・シャキリの熱いハートが伝わって来る感がします。
スタメンで決勝のピッチに立てるのは11人。
果たして、シェルダン・シャキリに出番はあるか。
そうは思っても、こういう思いを聞いてしまうと、ぜひ出場させてあげたいという気持ちが湧いてきます。
この決勝、ベンチを含めた総力戦ですね。
惜しくもメンバー外になったプレイヤーも同様です。
今こそ、リバプールが有終の美を飾る時。
私は、そう思います。
シャキリもがんばれ!