この夏における新戦力として、ストークからリバプールへとやって来たシェルダン・シャキリ。
先日のプレシーズンマッチでは、リバプールでのデビューを飾り、センセーショナルなものとなりましたね。
シャキリにとって、最高のスタートになったと思います。
元来、シャキリが実力者であることは、広く知られていますが、リバプールへやって来て、ユルゲン・クロップ監督の元で指導を受けたとき、どんなプレイぶりを見せてくれるのか!に、私としては、とても興味があります。
シャキリの場合には、広いエリアでプレイをすることが可能だし、果たしてユルゲン・クロップ監督が、どんな起用法を考えているのか。
実に、興味深いですね。
今、リバプールは非常に選手層が充実してきており、特に攻撃的プレイヤーには、強烈な名前が並んでいます。
シャキリといっても、簡単にレギュラーポジションを取れるとは限らないとは思います。
ただ、何のプランもなく、ユルゲン・クロップ監督が、シャキリをリバプールへ連れて来るとは、ちょっと考えられない。
何らかのプランが、必ずあるはずだと、私としては思っております。
シャキリの場合は、勿論ワイドでのプレイは得意だし、エリア中央でもスキルを見せられる。
たとえば、試合途中から投入し、流れを変えることも可能になると思います。
また、フロントスリーのうちの誰かに休養を与えたいとき、その代役も可能かと。
シャキリとタイプは異なりますが、リバプールには攻撃のスキルが高いアダム・ララーナもいます。
この二人を上手く起用していけば、ターンオーバーも効果的に活用できるのではないでしょうか。
リバプールのフロントスリー、サディオ・マネ、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノは、怪我の少ない部類に入ると思います。
ただ、万が一のことがあったとき、シャキリの存在が生きてくるように思います。
決定力も持ちあわせているし、起用法によっては、面白い存在になりそうです。
ここは、ユルゲン・クロップ監督の腕の見せ所ですね。
プレミアリーグでの経験も豊富なところが、シャキリを獲得した意味合いをより強くしていると、私は考えています。
おそらく、ナポリ戦あるいはトリノ戦で、シャキリはまたピッチに立つことでしょう。
そのプレイぶりに注目ですね。
間違いなく言えることは、リバプールへやって来たシャキリは、モチベーションを高く持っているということではないでしょうか。