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シュルーズベリー・タウン対リバプール戦(FAカップ4回戦)の結果と感想


先ほど、FAカップ4回戦のシュルーズベリー・タウン対リバプール戦が終了しました。
試合は、2-2のドローとなり、再試合を戦うことになりました。
リバプールにとっては、再試合は避けたいところでしたが、あまりにネガティブに捉えても仕方ないので、次の試合でも若手を多く使う方向で、もう一度戦い、意地を見せてほしいと思います。

リバプールは、試合の入り方は良いもので、15分の段階でカーティス・ジョーンズが先制ゴールを決め、セカンドハーフ開始早々にも追加点。
一時期は、2点のリードを奪っていました。

しかし、そのアドバンテージを生かし切れず、2点差を追い付かれてのドローとなったもの。
得点経過については、次のとおりです。

■15分:カーティス・ジョーンズ
■46分:オウンゴール
▲65分:失点
▲75分:失点

75分の段階で同点に追い付かれたリバプールは、モハメド・サラーとロベルト・フィルミーノまでもピッチに送り出すことになりました。
これはやはり、再試合はしたくないという気持ちの表れだったことでしょう。

モーとボビーを投入し、さすが!というプレイが出ており、リズムが良くなりましたが、いかんせん残り時間が足りなかった。
若手主体とは言いながら、2点のリードを守り切れなかったということで、ディフェンス面での反省は必要かと思います。

センターバックについては、ジョエル・マティプとデヤン・ロブレンを起用。
2人共に負傷による長いブランクがあっての出場ということで、そのへんは考慮してあげる必要はあると思いますが、もう少し違いを見せつけて、ディフェンスは勿論、チーム全体を引っ張る存在感を示してほしかったなという印象はあります。

とはいえ、冒頭で書きましたとおり、負けたわけではなく、再試合というものを必要以上に悔いるのではなく、出来ればもう一度、若手達にチャンスを与えてほしい。
もし、再びチャンスをもらったならば、今度こそ期待に応えたいですね。
再試合の会場は、ホーム、アンフィールドとなります。
アンフィールドで、中途半端なプレイは許されないし、見違えるチームとして完勝してほしいですね。

シュルーズベリー・タウンは、3部相当のチームですが、試合終了のホイッスルが鳴るや、多くの観客がピッチになだれ込み、歓喜に包まれていました。
リバプールと引き分けたことを誇りに思ったことでしょう。
たしかに、2点のビハインドから追い付いたのですから、シュルーズベリー・タウンの戦いぶりは賞讃に値するとも思います。

なお、リバプールはこの試合で3人の交代枠を使っています。
■71分:ハーヴェイ・エリオット → アレックス・オックスレイド=チェンバレン
■79分:ジョエル・マティプ → モハメド・サラー
■85分:南野拓実 → ロベルト・フィルミーノ

センターバックのジョエル・マティプを削ってモーを投入したことが、この試合を象徴していたようにさえ思います。
モーやボビーの力を借りなくても、次はしっかり勝つことが大切だし、やってくれると信じたいですね。

過密日程が続くリバプール。
その中に、国内カップ戦が一試合増えてしまった。
それは事実です。
しかし、これもまたフットボールの一部であり、FAカップではよくあること。
再試合になったのは決まったことであり、気持ちを切り替えて、今度やるときには、圧倒するくらいの気持ちで臨み、メンタリティーで圧倒してほしいですね。
できれば、再試合までには、ジェイムズ・ミルナーに戻って来てほしいというのが、私の本音でもあります。
キャプテンシーが必要な試合だった。
そう感じたFAカップ4回戦でありました。

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