現地時間火曜日には、シモン・ミニョレが、受け取りようによっては、ゴールキーパーの起用法に不満を表したとも取れる発言をしたことが、ちょっとした話題になっています。
シモン・ミニョレとしては、リバプールでの未来を考えざる得ない状況だと。
リバプールのゴールキーパーの起用法は、不健全だという趣旨の発言をシモン・ミニョレがしたということは、多少の波紋をひろげています。
この発言があった後、シモン・ミニョレは、セリエAのナポリに新天地を求めるという報道も浮上してきています。
この件は、エコーも報じています。
シモン・ミニョレが、こういった思いを抱くに至った背景には、いろいろな要素があるのでしょうが、最も直接的な要因は、ビッグマッチ、マンチェスター・シティ戦で、ロリス・カリウスが起用されたことも、少なからず影響をしていると愚考します。
ナポリといえば、リバプールファンにお馴染みのぺぺ・レイナが在籍しており、レギュラーとして活躍をしていますね。
ぺぺ・レイナが在籍するところへ、仮にシモン・ミニョレが行ったとするならば、ブレンダン・ロジャーズ監督時代のリバプールと同様の状況になります。
リバプールにシモン・ミニョレが移籍してきた際には、結果的にぺぺ・レイナからポジションを奪った形になりましたが、今回も同じ図式を辿るか?には、疑問符も残ります。
何より、ぺぺ・レイナはセリエAで、長くプレイをし、実績を残してきていますからね。
しかも、現時点でナポリはセリエAの首位であり、ユベントスの上を行っています。
チーム状態が良い中、チームの要ともいえるゴールキーパーを代えるか?ということを考えると、私としては簡単なことではないと思います。
シモン・ミニョレとしては、ユルゲン・クロップ監督は、自分よりもロリス・カリウスを重用していく考えだと思い込んでいる気配もあり、夏のワールドカップにベルギー代表のメンバー入りを果たすためにも、将来のことを考えるとされています。
まだ、メディアが報じているに過ぎない段階ですが、ナポリへ行って、レギュラーを取れる保証はないように、私としては推察しています。
それとも、ぺぺ・レイナをリバプールへ戻しますか?
シモン・ミニョレの発言は、ちょっとした余波をひろげており、今後も不満をつのらせるようならば、リバプールとしても何らかの手を打たざるを得ない状況になる可能性もありますね。
ただ、まったくの仮定として、シモン・ミニョレがリバプールを去ったとして、新しいゴールキーパーの補強は夏まで待つ・・・というのが、リバプールのスタンスだと見る向きもあります。
ロリス・カリウスが、より実戦経験を重ねて、開眼するか!?
俄にシモン・ミニョレをめぐる処遇問題が、浮上してきた感はあります。
今後の動向を見ていきたいと思います。