この場でも、何度となく書いてきましたが、今のリバプールにおける心配な部分として、現在所属するプレイヤー達に対する延長オファーのやり方が、上手くないのではないか?という危惧を感じます。
世代交代というものは、プロ・スポーツの世界であれば、常にあるものですが、まだまだ活躍できるプレイヤーを、もうちょっと大切に出来ないものか?と。
スティーブン・ジェラードが、リバプールを去るという、あまりにもショッキングなニュースから始まり、印象として・・・というものから出ませんが、長くリバプールに尽くして来たプレイヤー達への処遇が、ちょっと疎かではないのか?という感もいたします。
今回、マルティン・シュクルテルの契約延長問題がクローズアップされているのは、彼の地元スロバキアのメディアに対して答えたもの・・・。
シュクルテルとすれば、その内容は、「到底受け入れられないほどのものだった」とも。
また、他のクラブからのオファーも来ている・・・と、明かしたところを見ると、その不満は、強い怒りに近いものだとも言えそうです。
これは、あくまで私個人の推測ですが、リバプールは、シュクルテルを放出してもいい・・・という考えも持っているのではないでしょうか?
今なら、ある程度の金額で売れる・・・と。
しかし、もしそうであれば、かなり実績があり、計算の出来るセンターバックを連れて来る必要があります。
さらに、センターバックというポジションは、一朝一夕で、クラブに完全フィットするのは難しい・・・。
シュクルテルの契約延長問題に関しては、今後も難航と申しますか、こじれそうな予感がしますね。
リバプールに今、一番必要な補強ポイントは、もしかしたらプレイヤーではなく、お偉いさんなのではないか?
・・・そんな声もあがって来てしまいそうな気配です。
仮にですが、シュクルテルを放出した場合、誰を連れて来るのか?
正直に言って、センターバックに関しては、その補強は、本当に難しいものになると思うので、一抹の不安を抱かざるを得ません。