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スパルタ・プラハ対リバプール戦の結果と感想(ELラウンド16)


先ほどヨーロッパリーグのラウンド16、スパルタ・プラハ対リバプール戦が終了しました。
今回の試合はファーストレグですが、アウェイのリバプールが1-5のスコアで勝利しています。
ヨーロッパリーグのセカンドレグを考えたとき、会場はアンフィールドですし、余程油断をしない限り大丈夫かなという結果となりました。

多くのゴールが生まれたこの試合ですが、まず得点経過については次のとおりです。
■7分:アレクシス・マクアリスター(PK)
■25分:ダルウィン・ヌニェス
■45+3分:ダルウィン・ヌニェス
▲46分:失点(オウンゴール)
■53分:ルイス・ディアス
■90+4分:ドミニク・ソボスライ

先制点となったマクアリスターのゴールはPKによるもので、5分の段階でマクアリスターはボックス内で足を刈られてPKをゲット。
自身がキッカーとなり、ゴールキーパーの逆を突くシュートを決めました。
リバプールの2点目、3点目はダルウィン・ヌニェスが決めています。
まず、ヌニェスの最初のゴールですが、ボックスの左外からのミドルシュート。
ヌニェスが好きな位置だったと思うし、右足でカーブをかけながら落ちるボールを蹴ったものです。
お見事!
さらにヌニェスは自身2点目をゲット。
今後は右からのもので、右足のボレーでゴールのファーに綺麗に決めたものです。

セカンドハーフが始まるとすぐにリバプールは失点を喫していますが、これはコナー・ブラッドリーのオウンゴールという記録になりました。
下がりながらのディフェンスであり、ブラッドリー君にとってはちょっと不運でしたね。
オウンゴールは気持ちの良いものではないと思いますが、ブラッドリー君は自らが起点となりルイス・ディアスのゴールを呼んでいます。
ブラッドリーが右ワイドで持ち上がり、ボックス内に転がすクロス、それをハーヴェイ・エリオットがタッチしてルイス・ディアスへ。
ルイス・ディアスは、落ち着いて右足でゲットしています。
さらに途中出場のドミニク・ソボスライがダメ押し点を決めました。
左ワイドでボールを奪ったソボスライは、ドリブルをしながら中央前へと出て行き、シュートコースを自ら作ったところで右足。
久しぶりにソボスライのゴールを見た感があります。

ヨーロッパリーグのラウンド16という意味では、相当楽になったリバプールですが、今日の試合で不安要素も生まれています。
セカンドハーフが始まって早々に、イブラヒマ・コナテがピッチに座り込んでしまい、負傷により急きょファン・ダイクと交代。
見た感じからすると、接触があったわけではないし、ちょっと嫌な倒れ方でした。
ディフェンスに戻りながら走っているところで、どこかを痛めたようです。
勝手に判断をするわけには行きませんが、状況からして鼠径部を痛めた可能性はあるかもしれません。
ちょっとマンチェスター・シティ戦は厳しいでしょうか😓

5点を取ったリバプールですが、実はもう1点入っていた可能性がありました。
74分にピッチへ入ったモハメド・サラーが、ソボスライのパスからゴールネットを揺らし、誰もがゴールだと思ったものの、審議の結果オフサイド・・・。
オフサイドの基準がちょっと分かりにくいシーンではありました。
交代カードが5枚である中、シティ戦に備えて誰を休ませるか?を考えられる展開に持っていったことはとても良かったと思います。
ただ、コナテの怪我だけが想定外であり痛いですね。
また、アンディ・ロバートソンと遠藤航はフルタイム出場であり、シティ戦でどうするか?が注目されます。
シティ戦もロボで行くのか、それともコスタス・ツィミカスを使うという考えもあるのか?
ロボならば、連戦でも走り続けると思いますが。

遠征を伴う中、リバプールはよく戦ってくれたと思います。
ファーストハーフにおいて、カオイムヒン・ケレハーが倒れ込んだときには、私の心臓が止まりそうになりましたが、背中から落下して息が苦しかったのかもしれませんね。
これでケレハーまで怪我をして、貴重な交代カードも失っていたとすれば、悲惨なことになっておりました。
無事でよかった!
さて、これで憂いなくシティ戦に集中ですね!
まずは、ゆっくりと体を休めて、鋭気を養ってほしいと思います。
なお、この試合でリバプールは、5枚の交代カードを切っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■46分:ジョー・ゴメス→コナー・ブラッドリー
■50分:イブラヒマ・コナテ→ファン・ダイク
■51分:ダルウィン・ヌニェス→ドミニク・ソボスライ
■65分:アレクシス・マクアリスター→ボビー・クラーク
■74分:ルイス・ディアス→モハメド・サラー

  • B!