2010-2015、リバプールに在籍をしていたラヒーム・スターリングですが、ご記憶の方々もいらっしゃると思いますが、マンチェスター・シティへ移籍をする際には、代理人の不可思議な動きもあり、何かしら後味の悪いものとなりました。
そのスターリングが今、リバプールへ秋波を送っているとも思える発言をしています。
今もリバプールは心の中にあると。
まず、Sky Sportsが伝えるところによると、スターリングは、こんなことを言ったそうです。
それが何を意味するかを分かってくれるかな?
ぼくが成長するために、多くのことをしてくれたクラブなんだ。
2015年のこと、多くの物議をかもす中、スターリングは£49mの移籍金で、マンチェスター・シティへと去って行きました。
あのとき、多くのリバプールファンは、やるせない思いをしたというか、率直に言えば、怒りをおぼえた。
そのスターリングに、どのような心境の変化が起こっているのでしょうか。
また、エコーが報じるところによれば、スターリングはリバプールへ戻ることを考慮していると報じています。
報道ですから、すべて額面どおりに受け入れることは出来ませんが、リバプールファンとしては、歓んでいいのか?それを信じるのは無理だと思うか?
複雑な心境になることでしょう。
スターリングも大人になり、離れてみてリバプールの良さが分かったのかと、良心的に捉えるか?
それとも、シティに暗雲が立ちこめており、いまや絶対的強さを誇るリバプールに入りたくなってしまった気まぐれだと見るか?
スターリングが、リバプールを去りたい!と言って憚らなかったとき、代理人は、その原因は、当時のブレンダン・ロジャーズ監督にあると明言しました。
その後、ユルゲン・クロップ監督が就任するならば、残ってもよかった的なことも言っておりましたが・・・。
悪く受けとめれば、スターリングよ、血迷ったか!となりますが、性善説で書けば、スターリングは心の底ではリバプールを愛していた。
真実は分かりません。
ただ、ひとつ言えることは、いまやスターリングはイングランドを代表するアタッカーに成長をしているということ。
感情を押し殺して書けば、それは事実だと思います。
今回、スターリングの発言がメディアで取り上げたことで、今度はシティファンがどう思うのか?
リバプールファンの皆様にとっても、思いは様々でありましょう。
純粋にフットボーラーとしてのプレイぶりだけを見つめるか?
それとも人間性の高尚さを求めるか?
そこは、皆様のお気持ちに委ねたいと思います。