昨日のこと、ダニエル・スタリッジが選ぶ、いわゆる「究極のイレブン」が紹介され、ちょっとした話題になっていました。
この場ではご紹介をしませんでしたが、ダニエル・スタリッジが選んだ夢のプレイヤー達の中には、当然のようにスティーブン・ジェラードの名前があり、ルイス・スアレスの名前がないことなどが、メディアにも取り上げられていました。
今回、ダニエル・スタリッジが、それを受けて、スティーブン・ジェラードへの思いを語っていますので、ちょっとだけ触れてみたいと思います。
ダニエル・スタリッジは、ストライカーにとって、スティーブン・ジェラードの存在は、まさに夢だとしています。
ストライカーにとって、最高のパスをプレゼントしてくれる人。
そんなことをダニエル・スタリッジは語っており、LFCでも公式に、その言葉が紹介されていますので、私なりにまとめてみたいと思います。
(Daniel Sturridge)
スティービーは、間違いなく、そこにいなければいけないんだ。(究極のイレブン)
数シーズン、彼と一緒にプレイが出来たのは、ぼくにとって大きな歓びだよ。
彼こそは、ストライカーの夢だよ。
40-50ヤードの距離からでも、つま先のところへパスを送ってくる。
もらう方は、ストライドをまったく崩す必要さえないんだ。
ぼく達は、ワールドカップにおいて、彼のキャリアが終わろうとしている時期に、彼と一緒にプレイをした。
全盛期の彼のことを、ぼくは想像するばかりだよ。
いくつかのパス達は、この世のものではないくらいだったね。
ミッドフィールダーを見るときに、ぼくは思うんだ。
彼等は、プレイヤーとしてのぼくに、何をしてくれるのか?
もし、ぼくが彼等とプレイをしたら、楽しめるだろうか?とね。
ジョークみたいなパスもあるよ。
だから思うんだ。
もし、ぼくがスティービーと一緒にプレイをしていたら、沢山のゴールを決めていた!とね。
ダニエル・スタリッジのリクエストにより、スティーブン・ジェラードがカムバック!
という・・・ことはないでしょうが、スティーブン・ジェラードが、ストライカーにとって、いかに素晴らしいパスを提供していたかが伝わってくる言葉でした。
スティーブン・ジェラードは、多くのストライカーに、時にエレガント、時に強烈なパスを通してきました。
マイケル・オーウェンしかり、フェルナンド・トーレスしかり、ルイス・スアレスもそう。
その相棒は皆、リバプールを離れて行った。
今おもう、スティービーの心中ですね。
ダニエル・スタリッジですが、今回はイングランド代表に呼ばれることはありませんでした。
その気持ちをぜひ、次節サウサンプトン戦で表現してほしいですね。
来年はワールドカップ。
ダニエル・スタリッジにとって、大切なこれからになりそうです。