2006年の今日、5月13日は、リバプールファン、スティーブン・ジェラードファンにとって、忘れられない日ではないでしょうか。
ウェストハムとのFAカップ決勝に臨んだリバプールは、試合展開としては劣勢に追い込まれます。
しかし、最終的に栄冠を勝ち取ったのはリバプール!
この日もまた、ドラマを生む男、スティーブン・ジェラードが、奇跡とも呼びたくなる劇的且つ素晴らしい弾丸ミドルを決めています。
イスタンブールの奇跡におけるジェラードのゴールも最高でしたが、私としてはシュートの素晴らしさ!という点では、このFAカップ決勝でのジェラードのシュートにこそ、ぞくぞくするものを覚えます。
ディフェンス陣のミスもあり、先制されたリバプールは、終始追いかける展開に。
追い上げを見せるリバプールでしたが、ビハインドの状態で時計が90分をまわったときには、もうダメか・・・とも思ったものです。
そんなとき炸裂したジェラードの同点ゴール。
文字通り、魂のキックでした。
あの追い詰められたタイミング、あの距離から、あのシュートを放てるジェラード。
やはり、すごいプレイヤーでした。
ラファエル・ベニテスがリバプールへもたらした栄光のひとつだと言って間違いないと思います。
大きなドラマの中心には、常にジェラードがいた。
リバプールの素晴らしき時代のひとつですね。
私は、カリスマが戻って来てくれる日を、今から楽しみにしています。
ジェラードの存在は、多くの若手に限りないモチベーションを与えることでしょう。