昨日のチェルシー戦、惜しいところまではいきましたが、あと一つ、何かが足りなかった・・・。
そんな試合ではなかったかと思います。
キャプテンにとっては、プレミアでのラスト・ビッグゲーム。
泣いても笑っても、残された試合はあと2つ。
アンフィールドでは、90分間のみですね。
クラブのレジェンドとして、精神的支柱であり続けたスティーブン・ジェラード。
はなむけの言葉、その適切なものが浮かびません。
さらに、現実問題として、リバプールはパサーであり、チームのトップスコアラーを失うという現実があります。
そのジェラード、チェルシー戦がひとつの区切りであると考えていたのでしょうか、オーナーに対して、チーム力の強化をしてほしい!と、訴えかけています。
監督の名前ではなく、オーナーに対してメッセージを送ることは異例だし、キャプテンとして、チームを去る前の、最後の一仕事だったように、私は捉えています。
(SG)
オーナーには、チームの助けとなるように、もっと頑張ってもらうことが、とっても重要だと思っているよ。
何人かの補強を行うことにより、チームは改善することだろう。
潜在的に素晴らしいものを持ったプレイヤー達がここにはいる。
未来は明るいよ。
しかし、ビッグクラブに匹敵するようなてこ入れが必要なんだ。
このリーグは、年々のように厳しくなっているからね。
今シーズンは、それが出来なかった。
ルイス・スアレスを失い、ダニエル・スタリッジもほとんどプレイできず、とても厳しいものになったね。
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去る者として、キャプテン、リーダーとして、スティーブン・ジェラード最後の望みを言葉にしたのだと思います。
たしかに、プレミアでトップ4に入ることは、非常に厳しい戦いの中に身を置かなければなりません。
さらには、タイトルを狙おうとするならば、大胆な補強も必要不可欠でありましょう。
キャプテンの声がオーナーに届くのか?
クラブは、キャプテンの言葉を重く受け止めるのか?
リバプールというクラブは、長い歴史をもった偉大なチームです。
復活の日を、何世代にも渡るファンが待っている。
キャプテンは、監督でも言えないようなことを代弁した・・・。
去りゆく者として。
どうか、クラブ首脳に、その声が届いてほしいものです。